私の英語教室に通っていた高校生の女の子の

お父様から電話がありました。


市街地で4階建ての店舗兼自宅に住んでいました。

地震当日はお母様と奥さんを先に避難させ、

自分が出る時にはもう水が入ってきたので、

4階に上がって助かったそうです。


一瞬で人生がくるってしまった・・・

お店はもうだめで、

この年で借金して立て直すのは・・・

と力を落とされていました。


市街地はまだ電気、ガス、水道は使えません。

まだまだ時間はかかるとのことでした。


自宅がその通りなので、お嬢さんをここの高校に通わせることは困難と判断し、

東京の親戚に預け、そこの高校で受け入れてもらうことにしたそうです。


話を聞くことしかできませんが、

とにかく今の思いを吐き出して欲しいと思いました。

こんなことははじめてでしたが、少し長い時間お話しました。


先のことはまだ考えられませんが、

一日、一日を頑張りましょう と言いました。


それしか言えませんでした。

何もできない自分が悔しかった・・・


お父様は、

「今から避難所の炊き出しに行って、

そこで夕食を食べます」 と電話を切りました。


亡くなった方々だけではなく、

ここを離れなければならない方も多く、

市の人口はかなり減ってしまうと思います。


また、帰ってこれるように、

また、笑顔が戻るように、


きっと私たちは立ち上がります。


命があるのですから。