『感情労働』という言葉をご存知でしょうか?
自分の感情を抑えてお客様である相手に的確な対応をしたり、サービスをしたりして働くことを言う。看護師さんや福祉従事者、客室乗務員などサービス業に関わる人がこれにあてはまるそうです。
毎日千人近くのお客様に会ってると、ちょっと苦手な方にもお会いします。
色々なお客様に接していると、これも何かの縁だな~と思うのですが。
『君はきつい人間だ』
これは私が、ちょっと苦手なお客様から言われた一言です。
すごくショックでした。
その方はサービス中に理不尽な要求をされました。
私達はそれにお応えするすることはできませんので、丁重にお断りしました。
そして言われた一言が、これでした。
ショックでした。
私がきつい人間なら、きっと世の中の人はみんなきつい人だよと思いました(笑)が、自分の感情はぐっと抑えて笑顔でサービスを続けました。
でも私の心の中では、何かが切れました。もう嫌だ、辞めたいと思ってしまいました。
私、ちゃんと笑顔になってるかな、ひきつっていないかな・・・心配でした。
そんな落ち込んだ気持ちでサービスをしてると、それを見ていた女性のお客様が『大変ですね~頑張ってください』と仰ってくださったのです。
『いえいえ、仕事ですから大丈夫です』
笑顔で返すのが精一杯で、本当はちょっと泣きそうでした。
後日その出来事を同期に話すと、『凹まされるのもお客様で、励まされるのもお客様で、私達の仕事ってそういう仕事なんだね~』と言われました。
その言葉がとても印象的で、あらためて自分の仕事について考えてみました。
『感情労働』
大変ですが、人と関わるからこそ得られる喜びもあります。
だから続けてこられたんだろなって。
この仕事をして、世の中には色々なタイプの人がいるんだって知りました。
同じ人がいないから、面白いのだと思います。
良い人も、苦手な人も・・・
それはそれで結構面白いです(笑)