ブログと不妊治療はじめました。 | maroon's room

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子宮頸部上皮内癌で円錐切除術後現在も定期的に経過観察中。高FSH、低AMH、甲状腺機能低下症と診断されるも、KLCにて第1子を授かり無事出産。第2子を授かるべく治療再開しました。現在38歳。

さて...何から書こうかな。

先ずは不妊治療を始めるきっかけから現在に至るまでをお話したいと思います。

30歳で子宮頸部の円錐切除術をして、それ以来、婦人科医のアドバイスにより婦人科系のガン予防になるということと、まだ子供を作るつもりが無かったこともあり、低容量ピルを飲み続けていました。

36歳の時にAMH検査を何気なくしてみたら、既に閉経してるような数値に愕然。
卵子の数が0未満という結果でした。
更にFSHが30台...当時の私はそれが何を意味するのか分かりませんでした。

が、

"子供ができないかもしれない"

と直感し、絶望感に襲われました。

悩んでいる時間など無いと思い、直ぐに不妊治療の最後の砦と言われるKLCへ駆け込みました(運良く空きが出たところに予約できました)。初診のFSHがなんと70台。
診察室では、望みは限りなく0に近いとまで容赦なく医師に言われ、涙が出ました。

他の不妊治療クリニックへも行ってみました。遠まわしではありましたがやんわりと諦めることも選択肢に入れてくださいと言われました。診察室で涙が止まらなかったことを覚えています。

その後、KLCでクロミッド、ソフィアAを何度か服用、何度も内診しましたが、卵胞が見えることはありませんでした。

もう諦めた方がいいのかと思い始めたある日、D3に26mmの大きな卵胞が見つかりました。医師には、遺残卵胞だから採卵してもうまくいかないと言われましたが、私にとってはもしかしたら最初で最後の卵胞かもしれないと思い、ダメ元で採卵することにしました。

なんと、奇跡的に受精、凍結することができたのです。

私はホルモン値が正常ではないので、分割胚を凍結し、ホルモン補充周期で移植しました。

奇跡の子が誕生してくれました。
私達夫婦にとっては奇跡としか言いようがありませんでした。

いま息子は1歳になりました。

息子が8ヵ月になったとき、断乳しました。第2子治療を早く再開したかったからです。可哀想でしたが、3日もすればおっぱいのことは忘れてしまったようでした。

断乳して1ヶ月後に生理が再開、3回目のD3に再診へ行きました。

驚いたことに、FSHが9.5の正常値に戻っていたのです。何が起きたのかはわかりませんが、出産を経て体質が変わった?戻ったのかもしれません。
他にも思ったのは、低容量ピルを長年飲み続けてしまったためにFSHが有り得ないほどにリバウンドしてしまったのかな、と。医師は、ピルは関係ないと言っていましたが、それしか考えられる原因がありません。。ピルを安易に飲み続けるのは本当に怖いことだと、身を持って思い知りました。

話はKLCに戻りまして...
再診の日からクロミッドを飲み始め、卵胞が2つ育っていました。
今回もまた卵胞が育たなくて路頭に迷うのだろうと思っていたので、本当に嬉しかったです。

たまごちゃんが2つだと思っていたら3つ採卵できたのですが、そのうち1つは未成熟卵でした。結局受精、凍結できたのは1つのたまごちゃんだけでしたが、ここまで順調過ぎて怖い位です。。まだまだ先は長いのですが。。

当初は新鮮胚を移植しましょうと医師に言われたのですが、息子の時同様に甲状腺ホルモン値TSHが3.45で、2.5以上だったのでチラージンを飲み始めたばかりでしたし(中国人女医さんでしたが、TSH数値ちゃんと診てないの?!と思ってしまいました。)、前回ホルモン補充周期で上手くいったので、今回もそのようにしてもらうことにしました。

ソフィアでリセット後、D2に再びKLCへ。E2が13でホルモン補充移植周期に入れるとのこと。現在エストラーナを左右2枚ずつ2日おきに貼り替えています。
来週ホルモン値チェックをし、恐らくルティナス膣錠を追加され、うまく行けばその週末に移植となります。

ひとつ気になっているのがP4が低いことです。先月の採卵周期ではD18、D20と0.2でした。他の方のブログを見ていると、KLCではP4が8以上でないと移植キャンセルになると... ホルモン補充周期の場合は、移植日3日前からルティナスで補充開始するから問題ないのかな。。。不安。

でも、息子の時のデータを見ても、移植日2日前のP4は0.2だなー。。当時はルティナスがまだ無くて、デュファストンだったけど。。

うーん、来週聞いてみよう。

これからまだまだ先が長いのですが、諦めずに頑張っていきたいと思います。

長文、乱文にて失礼致しました!