散歩をしながら、
「ここはよくぐりと散歩した場所だから寂しいよー」
となーにゃんが話すと
「そうよねえ」
と言っていた。
でも、散歩からなーにゃんの家に戻ると玄関前で
(ぐりちゃんは歳をとって耳が遠くなっていたので、家に人が来ても気づかないことが多くなっていた。その事を言っている。)
完全にぐりちゃんが亡くなったことは頭にない様子。
「あ!」
という反応はしたのだが。
最近のあーちゃんは一時が万事、こんな調子。
と聞けばホームでの入浴日を答えるものの、なーにゃんの家でお風呂に入らせようとすると
普段は
不意に
あーちゃんの頭の中には、ホームでの生活の情報と自宅での生活の情報がバラバラと点で混在していて、それらは全く線では繋がっていないようだ。
この前は家でお風呂に入るとゴネるあーちゃんに、
と聞いたら答えられなかったよ。
なんだか最近、
また一段階進んでしまったような気がする…。
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