「 島田 正輝 」
僕は、ノートの最初のページに、この名前を書いた。
書いただけで死ぬ「DEATH NOTE」を真似してみた。
「ホントに死んだりして」
鼻で笑いながら、独り言を言った。
この男は、去年の9月から僕の中学生活を180度変えた。
中学に入学し、僕と島田は席が隣とゆうこともあって、すぐに意気投合した。
中学に入って一人目の友達だった。
くだらない話を朝から放課後までして過ごす
島田は大声で笑うから、そのうち周りの奴らも加わった。
休み時間になると、いつも僕と島田の周りには自然と5~6人集まるようになっていた。
入学し、何週間かたったある日、部活についていつものメンバーで話していた。
僕は、バドミントン部に入る予定だった。
あさ美に誘われていたのだ。
もちろん、そんなことは言えなかった。
あさ美にも、「もともとバド部に入るつもりだった」とメールを返していた。(本当は、すごい嬉しかったのに)
自分でも、めんどくさい性格だと思う。
これが思春期なのか?と他人事のように思った。
島田は「バスケ部に決まってる」と言っていた。
「バスケ部しかモテないだろ?」と。
僕も、バスケ部に誘われた・・・。
悩んだあげく、やはり僕はバドミントン(あさ美)を選んだ。
その頃から・・・、島田は 僕の居ないところで、同じくバスケ部に入った仲間同士で、大声で笑うようになっていった。
僕は、特に気にしていなかった。
「モテる」とゆう不純な動機で入部した島田たちは、どんどん僕とは合わない感じ(全員ギャッツビーを付ける、眉毛を線みたいに細くする等)になっていったからだ。
しかし冷めた目で1歩引いてる僕を、バド部で楽しそうにしている僕を、島田は平気で見ていたわけではなかったようだ。