夫に腎癌が見つかってから、4月で5年目を迎える今年。
一番恐れていたことが起こってしまいました。
唯一残った右の腎臓に腫瘍が見つかったのです。
ショックのあまり、涙が出てこなかった。
本人は努めて明るく振る舞っているけれどどんな気持ちでいるんだろう?
ショックを受けて当たり前!
泣きたくなって当たり前!それなのに
「至って平気!」ってなこと言ってる始末。
「こうなることは予想してた」とも・・・
私が落ち込むことの方を心配して無理しているんじゃないだろうか?
きっとそうだろう。
私としては出来る限り平静を装っているつもりでも
どこかで暗い表情をしてしまっているんだろうか?
そんなストレスを患者である夫に与えてはいけない。
余計な心配などせず治療に専念してくれればいい。
ただただそう思うだけ、祈るだけしか私にはできない。
『癌』という言葉の響きも気に入らない!
ともかく病気というものそのものが気に入らない!
しかし生あるものにとって避けられないもののひとつでもある。
一つも病気をせずに人生を全うできるのが最高だけれど
そんな人は皆無だろう。
夫の体にはいくつもの手術痕。
服用している薬の数は両手で足りない。
週2回のインターフェロンは今回からの抗癌剤治療に代わってなくなったけれど
その抗癌剤が果たして働いてくれるかどうか。
抗癌剤治療で改善がみられなければ腹腔鏡手術。
そうなるとその後の腎機能が心配・・・透析ということにもなる訳で・・・
それを回避するべくひとまず抗癌剤治療のために入院したけれど
これがいつまで続くのか、考えただけでも気が遠くなってしまう。
今回の予定はひとまず2週間、そして2週間後また2週間・・・
と、延々と繰り返す。
病院の側に引っ越そうか?と、本気で考えた。