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 悲しくて眠れない。それだけ貴方がいた毎日が楽しかったの。喧嘩ばっかりで辛くてイライラして胸が張り裂けそうな日々。やめたい、やめてしまいたい、そう思ってばかりいた。
 だけど、今、離れて行って気づいたんだ。どれだけ貴方の事を考えていたのかを。だってもう私には考えることが一つもない。何をしたいか、何がやりたいか、何を食べたいか。
 私一人じゃ、何も考えられないの私は。
 偏った恋愛が生んだのは最悪な終わり方だけ、依存して不安になって、会いたくないって言われて、少しでも会えれば安心できる、そういう気持ちで彼の家へと押しかけて、もっと嫌われて、ダメになった。
 いつからなの?いつから終わりは決まっていたの?昔の人が考えていた地球のように、果てがあるものと思っていたの?永遠なんて無いなんて私だって知っていたよ。
 闇は悲しみを産む、眠れない瞼を産む、胸の動きを止めたくなる。睡魔はいつだって都合のいい時だけ私を眠らせる。
 大きな世界の小さな私の心の中。誰も知らないし興味もない、だけど始まりはいつだってやって来る。
 それは避けられないのだから、終わってしまったものは仕方ないって前向いて生きていく道しか私たちには残されていないんだ。
 さぁ歌おう。心の中で、大好きなあの曲を、羊が踊り出してしまうような陽気な歌を。
 私たちは恋をする。それはきっと傷つくために。何度も、何度も傷ついて、傷つけて、その度に自分を責める。
 そしてそんな私を認めて救ってくれる人がいつか現れる。
 そう信じて私は眠る。
 陽気な羊が疲れたらね。