息子たちの節句(写真を撮って柏餅を食べるだけですが)が巡ってくると、いつも思うことがありまして。


「私も自分の雛人形が欲しかったな…」


ということです。


もう40過ぎたんですけどね真顔


でも、未だに思います。


雛人形…

買ってもらえませんでした。

母曰く、

母方の祖母は初節句に合わせて(けっこうまとまった額の)人形代をくれたそうなんですが、それはそのまま家の建築資金にしたと💧


「お人形なんてどうせ飾らなくなるから要らないと思って。

土地と家を買うのに必死にお金を貯めてる時期だったから助かったわ〜。

おばあちゃんもそれを知ってたから、人形代をあくまで名目にして、私たちにお金を渡してくれたのよね」


…と、子供の頃から母に聞かされており、そういうものかと思ってたんですけど、

従姉妹の盛大な段飾りを見るたび「私もお人形欲しかったな…」と思いつつ、でも仕方なかったんだしなと諦めてたんですけど、


母、孫にはさっくりお節句用品買うじゃん⁉︎⁉︎⁉︎


どうせ飾らなくなるから要らないと私が言ったら、「でもこういうのは簡単でもちゃんとしておかないと」と食い下がってきたじゃん⁉︎⁉︎⁉︎


私の時は何だったん⁉︎⁉︎⁉︎笑い泣き笑い泣き


…とね。

なりましたね。

年甲斐もなくですがね…笑い泣き


段飾りはさすがに要らないけど、せめてせめて、小さなお雛様お内裏様だけでも欲しかったなあ!!!笑い泣き


まあ、

私が生まれた頃の両親の経済状況とか、

家土地を一から買うのにどれだけ必死だったかとか、

自分も社会人になって結婚して子供ができた今となればなんとなく想像はできるので、恨みがあるわけではないんです。


ただただ、


私も欲しかったなあ…真顔


というだけの話。


40過ぎたけど、もうささやかなお人形を自分で自分に買おうかなニヤニヤと思っています。笑。