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macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~

いろんな“好き”と“好き”が出逢う場所でありたい。


僕が愛する銀モノの事を 僕はどれだけ知っているんだろう。


誰もが驚くような数の品物を持ち合わせている訳でもない。

有名ブランドの稀少と呼べるような品を持っている訳でもない。

海外のデザイナーやスタッフと特別な交流がある訳でもない。


自信を持っていえる。僕は単なる一ファンだ。


でも、同じくらい自信を持って言える。

僕は銀モノとそれを愛する人の魅力を誰よりも知っている。


初めてのシルバーリングを露店で買った高校時代から今日まで、たくさんの銀モノとそれを好きな人と出逢ってきた。

別に探している訳ではない。なぜか出逢ってしまうんだ。

巷では銀モノの人気が下降したとか、売れなくなったなんて話を聞いて「へぇ」と話を合わせた事もあるが、正直そんな事は微塵も実感した事は無い。


僕の周りには身につけている人がたくさんいるし、興味の無い人に酒でも飲みながら銀話をすれば、数週間後には愛用してくれてるんだ。

そして、このブログという場所でも様々な人に出逢う事ができた。

そして改めて思った。

やっぱり銀モノは面白い。


たかだか一個、銀でつくったペンダントをしているだけで、なぜこんなに打ち解けられてしまうんだろう。

誰かが心から愛用をしている品物は傷、歪み、変色、生きているかのようにその人を映し出す。

大の大人がこんなに無邪気に、そして熱く頭蓋骨について語り合う。


こんな素晴らしい趣味が他にあるだろうか。


そんな素晴らしい生きた銀モノを、その愛用者と共に、一晩中楽しめる“銀宴”という場所を持てた事を誇りに思う。

雑誌やshop、イベントでは分からない魅力がここには潜んでいる。


中には銀にあまり興味の無い人も参加してくれるようになった。

そこがまた面白い。


ただ、一つだけ言いたい。

「私あまりシルバーとか知らないんですけど~」

いえ、宴に参加するために設楽町までやってきてしまうあなた。

その時点で銀の魅力を十二分に楽しめる人なんですよ。



今日の夕方に四回目を迎えるこの宴。

今まで参加してくれた人、一人一人がいてくれたからこそ、この宴を迎える事ができたんだと心から思う。

最初は身内六人でやった銀宴。

それを観て、楽しそうと思ってくれた人が第二回目に訪れてくれた。

大きく何かが動いた第二回。

そしてそれを観て・・

もう言葉には出来ない程の感動と驚きの連続だった第三回。

正直な話、あれを超える事は無いだろうと思っていた。


しかしやってきてしまった。

第三回の様子を見てくれた兵(ツワモノ)達が。

過去最大の人数とボリュームで開かれる今日の銀宴。


毎度の事ですが一応釘を指しておきます。

僕は始まった瞬間から幹事でも主催者でもありません。

一参加者です。


そんな訳で、今から楽しみです。




最後に

以前、宴に参加してくれた人からこんなメッセージを頂きました。

「あの2日間は僕の人生の宝物になりました。」

そんな事を言ってもらえる事が僕の宝ですよ、本当。



そしてきっと今晩もたくさんのいろんな宝物を見つける事が出来る気がします。



それでは、お待ちしています。


僕の一番大切な場所で






○お詫び○

宴の準備、そしてここ数日間体調を崩してしまいコメントのお返事が出来なくなってしまいました。
本当にごめんなさい。
僕の中ではコメント欄が最も気合をいれて書かせてもらう場所(記事よりも。)&一番本音を書ける場所(←コラ)なんです。
心・技・体の氣が熟し次第、本気でお返事させてもらいます。




※追記※
お返事を返さずに宴に行ってられっか!べらんめい。
遅くなってごめんなさい。魂のお返事させて頂きました。土下座
コメント下さった方、本当にありがとうございます♪


いよいよ 第4回 銀宴 が今週末に迫ってまいりました。パンダ


今回も場所を提供してくれるのは、僕の故郷=設楽町にある焼肉ダイニング炎天家

何度もこのブログに登場しているこの店ですが、今日はこの店の魅力を更にムフフと書いてみようと思います。ハロウィン


1年程前から、ランチも開始しているとの事でそちらも何度かかおじゃまさせてもらっています。

ランチには何種類かありまして、あの美味しすぎる焼肉がリーズナブルに味わえる 焼肉ランチ

macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~



macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~

ランチ
のお肉にも食べやすいように切れ込みや味付けを加えたりとしっかりと仕事がしてあります。

お肉2種類
野菜サラダ、スープ、漬物、デザートまでついて¥1350



そしてこちらは

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焼肉屋さんのハヤシライス。(こちらにスープとサラダがついて¥980♪)

たっぷりのお肉が柔らかくなるまで煮込んであって、とっても美味しかったです。o(〃^▽^〃)o
こちらのハヤシライスは今回の宴のシメに出してもらう事になっているので、楽しみにしててくださいね!

他にもランチは¥600~あるとか。(現在はランチは平日のみのようです。詳しくはお店 まで


後日、夜にお伺いした時にはしっかりと焼肉を頂いてきました。ハロウィン

やはり美味しぎる 厚切りの牛タン!

macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~



こちらは僕の大好きな ハツ

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盛り付けも美しいです♪


焼肉にはやっぱりビールビール

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日本酒なんかも合います。お酒

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こちらは僕が特にオススメする炎天家のラベルが貼られた蓬莱泉でお馴染みの設楽町の酒造=関谷醸造さん生貯蔵酒

すっきりと飲みやすい日本酒で、ちびちびと大人の楽しみを味わえます。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

この日は知人とおじゃましていたのですが、その方のリクエストで僕は事前にTELでこんなお願いをしていました。

「何か美味しい野菜の料理が食べたいな」
と。


和食が好みとの事だったので、“野菜の炊き合わせ”を提案してくれたマスター。

タキアワセの意味がいまいち分からなかった僕。(抱き合わせなら知ってるんですがファミコン

「どんな感じがいい?」というマスターの質問に。

「茄子は苦手らしいよ。」と回答。

「茄子は元々炊き合わせには入らないので・・・」

「ほぉ~」

という、依頼される側としては一番やっかいな感じの僕

結局お願いはそんな感じで終わり(オイ)、当日お店に。


その日は大変混んでいて、かなり忙しそうに厨房で腕をふるうマスター。

マスターは今作っている料理をお客さんに美味しく食べてもらう事に常に全力を出しきる為、調理中は鬼神のようなオーラを放っている事があります。

それをじゃましないように、軽く挨拶をし、テーブルで焼肉を楽しむ僕。

そして、焼肉がひと段落したころ、美人女将さんが笑顔でテーブルにやってきてくれました。


「これマスターからって。(‐^▽^‐)」


そこで登場したのがコチラ。


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   野菜の炊き合わせ / 炎天家


美しすぎる彩、見ているだけで上品そうな味が伝わってくるまさにこれが野菜の炊き合わせ

さっそくですが一口食べてみます。


お、美味しい・・・


感動的な美味しさです。・°・(ノД`)・°・

しっかりと中まで上品な和風だしが行き渡っています。

しかし同時に1秒たりとも煮すぎる事の無いかのような、口の中に広がるしっかりとした素材の味とその食感


絶妙すぎます。


針の穴に糸を通すかのような仕事です。


あんなあやふやな僕のお願いなのに、ここまでの物を作ってくれたマスター。

凄いのはわかっていましたが、それを改めて実感 した一品です。

そして、「職人は多くを語らない。その答えは仕事で・・」なんて言葉を僕は思い出したのです。



その後、忙しさもピークを過ぎたようでマスター笑顔でこんな物を持ってきてくれました。

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       牛タンの燻製。


なんと牛タンお茶っ葉燻製にしたというメニューには無い創作料理です。お茶

牛タンほのかに苦味のあるお茶の香り&風味がマッチしていて、最高のお酒のつまみでした。



先日、お盆に帰った時もおじゃまさせてもらってます!

あ、ちなみに下はなぜか盆踊り会場でフランクフルトを焼いた僕。フランクフルト

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そしてビールも楽しんできました。ビール

macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~

・・・どっかのブログみたいですね。


で、盆踊り終了後はまた炎天家へ。

こちらは侍魂(サムライソウル) HARAKIRI(ハラキリ) に続いて生まれた炎天家のオリジナルカクテル

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青白い夜の光の中、月に見立てたレモンが出会い満月になるという恋人同士向けのカクテル ムーンライト。 ←炎天家から名前の連絡ありました。笑


それを(男同士で)飲みながら

macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~

今後の設楽町をしょって立つ男も登場し、あれよこれよと語り合った訳です。



2009年3月にオープンした炎天家

山深い町、設楽町では新規のお店のオープンは数年ぶりだったとの事です。

でも、どうしてマスターはこの場所を選んだのか?

これだけの腕と経験を持つマスター。
お金の為だけなら、都会に店を出せばきっといくらでも儲ける事はできたはずですし、

この場所に店を出す事を決めた時、いろんな方から「難しいのでは?」との意見を頂いたそうです。

しかしマスターは自分の信念を貫き、この場所に店を立てました。

それはこの設楽町がマスターの愛すべき生まれ故郷だったからです。

過疎がすすみ、昔のようは活気が失われつつある設楽町。

マスターはこの町の魅力を誰よりも知っています。
それを少しでもたくさんの人に分かってもらいたく、この町の活気を少しでも盛り上げたく、“故郷に対する愛”でこのお店をオープンさせたんです。

そこにははかり知れないような困難があったに違いありません。

しかしそれを大変な努力と、そこから生み出す「美味しさ」で跳ね除けてきたマスター。

そんな正に料理人であり、職人であり、高い志を持つマスターが作る料理が美味しく無いはずはないんですよね。


今週末はこのマスターが作る料理と焼肉を、どうか思う存分味わって下さい。


でも、この炎天家。

壮絶に美味しいのは間違いないのですが、決しておかたい店ではありません。

お客さんに“美味しさ”と同じくらい“楽しさ”を提供しようと心がけているそうです。


そのせいかどうかは知りませんが、なぜか店にこんなものがありました。

macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~

  DEATH SAUCE / デスソース 

泣く子も黙る、激カラのソースです。(の中でも一番辛いやつ)

これを料理にちょいとかければ・・・そこには壮絶な光景が広がります。

(いえ、これはリアルに試さない方が良いと思います。ドクロ




帰りにマスターがこのソースについているスカルのキーホルダーを僕にくれました。

マスターが「これ好きでしょ?」と言わんばかりにまんべんの笑みでくれたこのスカル。


このキーホルダーは僕の鍵につけ、大切にしていこうと思います。









て、あ・・あれ?

(´・ω・`)






○おしらせ○

10月8日の第4回銀の宴。
大変嬉しい事に、日本全国各地より20名を超える参加を頂いております。
また、今回はいろんな方に大変な協力を頂いてます。本当にありがとうございます。土下座

そんな、協力もあり 炎天家も宿泊先も完全貸切 という素晴らしい環境が整いました。
また、当日の天候にも恵まれそうです。(駄菓子菓子、念には念を入れて各自てるてる坊主の製作をお願いします。(`・ω・́)ゝ)

参加人数にはまだ若干ですが、ゆとりがございます。
我こそは!という方の参加引き続き募集してます。

詳しくはコチラ まで。ハロウィン




※前回の記事のお返事おくれてしまって、すいませ~ん。(´□`。)あせる


今年初旬のまだ寒い季節のことです。雪

所用で朝早く車で家を出た僕は、朝ごはんをさくっと食べたくなり とあるマクドナルドへマクドナルド

そんなにマクドナルドには行かないんですが、たまに妙に食べたくなります。

この時も朝マックという物を食そうと店に行ったのです。


冬の早朝、
それはそれは寒く暗い時間だというのに煌々と光を放つ 韋駄天食物の勇 魔苦怒成戸ドナルドマクドナルド

あ・・すいません、今コレ 観てました。


ドライブスルーを注文する所に車をとめると笑顔で迎えてくれたのは意外にも、5、60代の女性スタッフさん

「あら、今はこんな方も働いてみえるのね。」と思いながらメニュー表をみつめる僕。


駄菓子菓子。

徹底したマーケティングと企業戦略により数々なメニュー&セット無駄に取り揃えられている為、自分が欲しいものを中々見つけられません。(´・ω・`)


「なんだっけ・・・前に食べたやつの名前。」


と、メニューを眺めている僕に女性スタッフさんがこう言ってくれました。


100円のはコレとコレでね


しょっぱいのがこっち。

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甘いのがこっちね。

macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~




・・・・・・Σ(・ω・ノ)ノ! 
・しょっぱいの / [shoppaino
 
 ・甘いの / [amaino]


徹底したマニュアルと言われるココでこんな人間味溢れた柔らかな言葉を聞けるとは。

素敵です。

そしてなんとまぁ分かりやすい!


僕はお目当ての“しょっぱいの”“甘いの”を注文してしばし待つ事に。ハロウィン

早朝なのでちょっとだけ時間がかかるらしいのです。


車の中で待っていると、先ほどのおばちゃんがおもむろにコーヒーポットからコーヒーを注ぎ始めました。
何かの品質管理かな?と思ってみていると・・・ガラっと窓が開き車をコンコンと。

そして


「寒いでしょ、どうぞ^^」と僕にホットコーヒーをくれたのです。コーヒー

しかも中に聞こえないようにちょっと小声で。

嘉門達夫の
あの名曲 も真っ青な脱マニュアル。

田舎のお菓子屋さんのような言葉のある真心接客

今の時代に忘れられている大切な何かを僕は教えてもらい、
この朝は完全におばちゃんにやられてしまった僕でした。ハンバーガー



で、先日も朝にそのマクドナルドに行ってきたんです。

おお・・!やった。あのおばちゃんがいます!


何やら新作で

鶏肉がはさんであるやつ


macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~


があるとの事でそれを注文。

そして、+30円アイスコーヒー普通の大きさになるとの事でそれもお願いします。


しばし待ち、商品を受け取ったのですが、コーヒーを大きくするとミルクがもう一つ欲しいな・・と思い

「すいません、ミルクもう一つもらってもいいですか?」

と願いすると笑顔でおばちゃんが僕に手渡してくれました。



その手にはミルクだけでなく、ガムシロももりもりと・・。



macaroni Drop〈マカロニ ドロップ〉~バターナイフをはずさないで~

いえ、こんなに使い切れないんですが(笑)おばちゃんの笑顔と真心にこの日も嬉しくなってしまった雨の日の朝でした。ハロウィン