先日 、銀モノ画像を募集したところ
な・な・なんと・・・今現在で 10通 23枚 もの熱い写真の応募頂きました。
予想を遥かに超える応募を頂き感動です。o(;△;)o
本当にありがとうございます!
そんな訳でさっそくですが 摩訶炉尼 写真館 (まかろにしゃしんかん/仮) の1発目 いかせて頂きます。
- part 1 -
「CHROME HEARTS / クロムハーツ
FloralCross ID Bracelet 」
チロさん愛用のこちらのブレスはなんとご自分で硫黄に浸し、燻し(いぶし)加工を施したとの事です。
その後、一般的には磨きを入れて凹凸を利用し陰影を強調するのですが・・
チロさんはそれをせず黒いまま着用し、常に身に付けながら自然に燻しがとれて行く過程のを楽しんでいるとの事で・・
そんなアイテムがこちらです。
黒い・・・。( ̄□ ̄;)
クロムハーツの数あるブレスの中でもクラシックチェーン×IDボックス×フローラルクロス と “正にCHROME HEARTS” というこの象徴的なこのブレスレット。
この燻し加工の他にも、チロさんはIDボックスの中に香水を入れてご使用されているとか。
最もネームバリューのあるクロムハーツというブランドを、その名に臆する事無く完全に自分の物として愛用されているこのスタイル。
素敵すぎますね。
実はこの燻しのやり方・・僕も全く同じだったりします。
例えばこのアーティテュードのスカルリング (←クリック)
手に入れた時は古い物の為、燻しが取れきっていたので自分で入れ直す事にしました。
その時の燻した時が右のこちら。
黒い・・。( ̄_ ̄ i)
で、勿論このまま着用です。
磨いてしまうと無駄に&不自然にエッジが欠けてしまうような気がして。(磨くってのは削るって事ですからね。)
そして何より銀色になっていく過程と思い出が楽しいんです。
出来上がったその姿に更に愛着が沸くんです。
そんな理由から、僕も磨く事は全くせず着用しています。
リングですと大体1週間で銀色にもどりますよ。その後の物がこのリング
です♪
ちなみに、2枚の写真のバックのテーブルの色が全く同じなのは・・
全くの偶然です。
(僕も撮ったのは数ヶ月前です。)
なんか、送って頂いた画像を観ながら運命を感じました。笑
こんな風に手に入れてからも自分のスタイルで身に着けていくのも正に愛、楽しみの1つだと思います。
最後にそんなチロさんから一言頂いております。
「最近ガボールが気になります。
銀とは何かを教えてくれそうな魅力を感じます。」
銀とは何かを教えてくれそうな魅力・・・
この言葉深いです。深すぎです。
チロさん、本当にありがとうございました。
- part 2 -
続いてはこのブログに来て下さる方々の中でも重鎮的存在のしゅうさん。
頂けるコメントは常に重厚で、僕のお返事と共に「普通のブログの記事よりも長いじゃん」的なコメントをお互い応酬させてもらっている熱い方です。(ココ のコメント欄参照。笑)
実は、僕がこのブログを始める遥か前から、ネット上ではお付き合いをさせてもらったり、HPを拝見させてもらってました。(お会いする事は残念ながらニアミスで実現しませんでしたが。)
そのような憧れの方を自分のブログで書かせてもらう日が来るなんて°・°・(ノД`)・°・・
そんなしゅうさんのアイテムはこちらです。
「CHROME HEARTS / タロンベルト
henry Duarte × Stanley Guess / コラボのデニムパンツ」
来ましたね。これまたスゴいのが・・。
ここからは投稿頂いたしゅうさんの言葉でお楽しみください。
私がクロムハーツを知ったのは、1989年。
とある音楽誌で、当時人気絶頂だったガンズ&ローゼズのヴォーカル=アクセル・ローズがクロムハーツのダブルのライダースを
同じくベース=ダフ・マッケイガンがレザー・ベストをそれぞれ着ているのを偶然見たのが最初です。
当時彼ら二人は他にもクロムハーツのアイテムを着用していましたが、その中で最も私を魅了したのはフィリグリー・クロスと、そしてこのタロン・ベルトでした。
クロムハーツは日本には2年後の91年に南青山のコムデギャルソンに、
翌92年にユナイテッド・アローズ本店に入って来る事になりますが、当時そのフィリグリー・クロスとタロン・ベルトは入ってくることもなく、また オーダーすることも出来ませんでした。
そして、歳月は流れ 97年。
原宿に出来たユティカに ようやく この二つは日本に入ってきました。
が、当時 世間はシルバー・ブーム真っ只中。
周囲にクロムハーツが溢れるようになると同時に、私のクロムハーツ熱は一気に冷めきり、結局この二つのアイテムを買うことはありませんでした。
2000年にはクロムハーツやアロ-ズヘッド、ゴースト等にデザインやアイデアを提供していたスタンリー・ゲスが自身のブランドを立ち上げたことを知りますが、当時の自分はこのスタンリーにも興味を持つことはありませんでした。
・・しかしその後、その流れを変える出来ごとが起きます・・
それは、2001年末に私が最も尊敬するデザイナー=ヘンリー・デュアルテがスタンリー・ゲスとのコラボのパンツをリリースするという情報が入ってきたのです。
ヘンリー・デュアルテは、1970年代からLAを拠点にミュージシャンのステージ衣装を製作していたデザイナーで、その後1986年に自身のブランド ”henry Duarte”を起こします。
ロックからインスパイアされた彼のデザインする服は、後のLAのデザイナー達に大きな影響を与えました。
(例えば、後にGaboratoryのレザー・ウェアの製作に携わることになる若き日のローガン・リーズ("ローゲン"とも呼ばれてますが)は、'80年代にこのヘンリーの工房でレザー・ウェアの製作や彫金を学び、また、後にSKKINを立ち上げるジェブラン・ジャウニは、ヘンリーの工房でグラフィック・デザインの仕事をしたことをきっかけにし、レザー・ウェアのデザインに携わるようになります。)
そのヘンリー・デュアルテがスタンリーとコラボするのですから、当然無視など出来ません。
一体、どんな物がリリースされるのだろうか・・と。
そして、2002年春に購入したのが この写真のデニム・パンツです。
ふんだんに使われたスカル・グロメットとスカル・スタッズ、それとシカゴ・スクリュー。
これをきっかけに、私はスタンリーの世界に惹きこまれるようになるのです。
その後、スタンリーからマルチ・スカルやフィリグリーをデザイン・モチーフにしたベルト・バックルが数種リリースされますが、それをきっかけに思い出すのです。
「そいう言えば昔、クロムハーツのタロン・ベルト欲しかったよな。
これって、たしかスタンリーのデザインだっけ・・」
そして、2008年8月。
ようやくこのタロン・ベルトを購入することになるのです。
まあなんと言うか、ここに辿りつくのに随分と時間がかかりましたね。。。
なんせ、初めて知った時から19年の歳月が流れてるわけですから。。。
そりゃあ、歳を取るわけですよ(苦笑)
しかし、このベルト。
クロムハーツ最初期のアイテムですが、デザインの完成度の高さには感嘆させられます。
発表から21年経った今でも全く色褪せませんね。
そして、自分自身 歳を重ねた今、こう思うわけです。
「本当に良い物は、時代を超えるんだな」 と・・
-完-
全銀が泣いた・・°・(ノД`)・°・・
そんな・・しゅうさんのアイテムの全貌がコチラです!
敬愛するミュージシャンからのクロムハーツと出逢いと、そしてブランドを越えたザイナー自身の感性&生き様、そして時代性、そんな様々な要素から長年の歳月をかけてしゅうさんが辿り着いた形がこのベルト&パンツ。
正に自分の嗜好をどこまでも追及するしゅうさんご自身を象徴するアイテム&組み合わせではないかと思います。
学ぶ事が多すぎです。ありがとうございます。
タロンベルトは僕も何度か実物を拝見した事があるのですが、爪と言う獰猛なモチーフを取り入れつつも極めて美麗なデザイン。
ボリュームあるバックル、そして3ピースという豪華な仕様にも関わらず、実際に身につけると不思議と身体に馴染むディテール。
正に傑作のベルトだと思います。
最後にそんなの素晴らしいアイテムを堪能してもらえるように原寸大に近い(自分のディスプレイ比で)巨大画像をご用意しました。
とくとご堪能ください!(↓PCの方はクリック)
PS.
こらからも随時熱い写真を募集しています。
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