2003年のクリスマス時期に限定販売されたギアのペンダントです。
シフターでお馴染みのハットカポネ(hat capone)モチーフです。
実はこのペンダント、以前に紹介したモービウス (mobius)にキーホルダーとして付けていたのですが・・
パンツのポケットに入れたまま洗濯&脱水。。(ここまでは良くあると思うのですが)
更に乾燥機にまでかけられたという悲運のギャングスターです。
乾燥機の中でカラカラカラ・・・と激しい音がするので明けてみるとそこにはダブルリングから抜けて乾燥機の中を縦横無尽に暴れまわる傷だらけのカポネの姿が。。
おかげでかなり年季の入った姿になってますが・・ま、これも味です
現在はギアの限定品はかなりの種類でていますが、当時はまだあまりなくシガースリックスターの次に限定品として発売された物だと思います。
取り扱い店であるビヨンクールさんとリジッドさんでそれぞれ50個づつ(合計100個)の販売となりました。
当時はビヨンクールさんの販売品にはBCの刻印が打たれ区別されていた為、この限定数の表記は「--/50」となっています。
リジッドの方に購入時お聞きしたのは「これ以降は限定数が(ビヨンとリジッドと)統一されて100という表記になるから、50で出るのはこれが最後。」との事でした。
その刻印等はこんな感じ
年号、限定数ナンバー、ギアの刻印、丸にCマークが刻印されています。(当時はまだシリアルはありません)
限定品と言われると購入意欲が失せる僕ですが、これはかなり気に入ってしまいました
実際に着けてみるとスカルが若干下を向きます。これが中々良い雰囲気をかもし出します。
また、しっかりとした重さもたまりませんね。
ただ、シフターのカポネにあるようなデザイン的などっしりとした存在感はあまりなく、ややコミカルな印象に仕上がっています。
シフターがアル・カポネとするとその子分といった感じでしょうか・・?
人気モチーフのカポネですが、これを潔く限定のみの展開にしてしまうのがギアのカッコ良さかなって思います。
ご存知かと思いますが、このカポネはギアの代表モチーフであるスリックスターとは全く異なる構造のスカルです。
わかり易いのが歯でスリックスターは歯自体が立体的に造られているのに大して、このカポネやダンテは平面の中から歯を刻み出した風になっています(シフターも同様です)
余談ですが、このペンダント販売の後にスリックスターにカポネのような帽子をかぶらせた物も製作されたようです。