前記事の続きです。


さて、オペラ通りにやって来たからには、

やはりオペラ座ですね。

セーヌ川を渡り、ルーブル美術館の中庭を

通り抜け、オペラ通りへ。

真っ直ぐ進んだその突き当たりに、堂々と

ちはだかる王様の冠を載せたような立派

な建物、「オペラ・ガルニエ」。









外観ももちろん素敵ですが、内部はため息

ものの豪華さです。

(今日は入場していないので、写真がなく

てごめんなさい)

入ってすぐ、なめらかな大理石の素敵な

カーブを描くエレガントな階段お出迎え

してくれます。

階段を上りながら見上げれば、美しいフラ

スコ画が描かれた天井。

いくつも並ぶバルコニー、彫刻が施された

内装、彫像や光の燭台。

どこもかしこもすばらしく煌びやかなので

す。

劇場は円形。

天井画は「シャガール」。

1875年完成のオペラ座になぜ、シャガ

ル?

時代を超えて、見事に調和しています。

本当に素敵。

大好きな空間です。

見学だけでも十分なのですが、ここでクラ

シック音楽を聴いたらまさに夢の世界で

す。

少し前に弦楽四重奏を聴きに来ましたが、

ワインカラーのビロードの椅子に座り、

ャガールの天井画を眺め、美しい旋律に

を傾け・・・と、あまりの居心地の良さ

に気の遠くなる思いでした。

下の娘は本当の意味で夢の世界に入ってま

したが。

「最高に気持ちよく眠れた☆」と満足気に

言っていました・・・