2009/9/26


夫「昼、寿司行こーか。」
子供達「うん!行く行く~」

ということで、パリ生活最後の土曜日のお
昼ご飯は「お寿司」に決定。

14区「Pernety」にあるお寿司屋さん「喜
楽亭」に行ってきました。

なんちゃって寿司屋さんがやたら多いパリ
ですが、ここはもちろん日本人のご主人が
握るしっかりしたお寿司屋さん。

我が家のお気に入りのお店の一つです。

パリに古くからある高級なお寿司屋さんは
もちろん美味しいです。

でもここを知ってからは、家族揃ってこち
らのファンに。

ネタが新鮮で、握りの姿が美しくて、もち
ろん美味しくて、お値段も控えめ。

ご主人はちょっと面白い経歴をお持ちのシ
ャイな方。

そんなにちょくちょく行くわけではない私
たちを常連さん扱いしてくれて、毎回おま
けのお寿司をこっそり付けてくれたり、帰
りに大きなマグロの柵を持たせてくれた
り・・・

実はここを紹介してくれたのは、例の額装
屋さんの彼。

「すごく美味しいお寿司屋さんが近くにあ
るんだよ。ぜひ行ってごらんよ。」
と住所を教えてくれたのでした。

フランス人にお寿司屋さんを紹介される日
本人もそういないと思います。

こんな小さなお店です。「喜楽亭」。





握りスペシャル。



美味しそうでしょ?
トロなんて本当にとろけちゃいます。

ネタはその時々の仕入れ状況で変わります
が、何を食べても美味しい。

小食の下の娘も、ここのお寿司だとあっと
いう間にペロリ。

夫が、転勤になった旨ご主人に伝えまし
た。
「えっ?どちらに?」
「上海なんです。」
「実は私も12月でここを閉めて、ソウル
移るんですよ。」
えーっ!?
ここやめちゃうんですか?
そしてなぜにソウル?
・・・訳を聞かせてくれましたが、・・・
いろいろあるんですね。

「どうせなら上海にしませんか?」
なんて夫は誘っていましたよ。

子供達「ねえ、アイス食べようよー」
私「そうだね、食べよー。だけど2つね。
シェアしよー。」
子供達「わかった。抹茶ー」「白ゴマー」

やって来たアイスクリームは・・・



大きな器に大盛りの抹茶、白ゴマ、ショウ

ガ。


あの、ショウガ頼んでませんけれども?

ご主人「あ、いいんですよ。どうぞ召し上

がってください。」


いつもすみません。


遠慮なく頂いちゃいます。


ショウガ、美味しい!さっぱり。


抹茶も白ゴマも美味しい!

大満足でお会計。


抹茶、白ゴマまでもご主人のサービスとな

っておりました。


本当にいつもありがとうございます。

ご主人、ソウルでもそのシャイな笑顔で頑

張ってくださいね。


居心地の良いこのお店ともお別れ。



空いてるんじゃないですよ。
満席でした。
私たち、おしゃべりして営業時間過ぎても

居座った客です。



Pernetyは庶民的な街。




続きます。