2009年7月19日


上の娘は日本の音楽高校を目指していま

す。

まだ受験の年ではないのですが、この夏休

み、某音楽大学付属高校の夏期講習を受講

します。

講習初日、入試さながらの雰囲気で実技テ

ストがあるということなので、そこで弾く

曲を猛練習中です。

この木金土は3時間ずつ頑張り、昨日

後のレッスに備えました。

今の先生は音高音大を目指す学生達が信頼

を寄せる、ノウハウをお持ちの先生す。

日本からはるばる先生のレッスンを受けに

来る学生もいるほど。

当然のことながら求めるものがとても高い

です。

娘の足りない部分を細かく指摘し、その解

決方法、練習方法を的確に指示してくださ

います。

その通りに練習しさえすれば(そこは本人

次第)、確実に上達していきます。

実際このところ、ぐぐっと上達した感じで

す。

夏期講習には日本全国からハイレベルな中

学生が集まってきますので、娘には良い刺

激になると思います。

その夏期講習受講のため、20日から日本に

一時帰国します。

帰国中は東京の実家に滞在、11日にパリに

戻ってくる予定です。


今日は娘達の汗と涙が染み込んだバイオリ

ンを紹介。

これは2分の1サイズ。


上の娘から下の娘へと渡り、つい1ヶ月前


まで使っていました。


フランスのロレーヌ地方ミルクール製。


1920年代のものです。


これは4分の3サイズ。



上の娘が1年ほど前まで使い、1ヶ月前に下


の娘にバトンタッチ。


これもミルクール製。1960年代のもの。



そしてこれが現在上の娘使用のフルサイズ



パリに来てからずっと習っている先生の紹

介で購入した、ブルガリアのバイオリン製

作第1人者によるものです。

新作楽器ですが、何十年も前から乾燥させ

た上質な木を使って、高い技術で製作され

ました。