先日、Xの投稿でとても興味深い物がありました。

 

どこかの居酒屋さんのお品書きが、V系バンドの曲タイトルをパロディ化したメニューで、とてもセンスがあり面白かった。

「三分の一の吟醸な山椒」990円 ※三分の一の純情な感情(シャムシェイド)

「にらめき」990円 ※ゆらめき(ディルアングレイ)

「仙台貨モツ」890円 ※仙台貨物(バンド名)

等々・・・(^^♪。店長が元バンギャ?なのかな?(投稿による推測)

そんな中に、

「秋風の狂洋麺」1,290円 ※狂洋麺はスパゲティ―と読む。

実在は、Raphel(ラファエル)と言うV系バンドの曲で、「秋風の狂詩曲」※狂詩曲はラプソディーと読む。

 

1997年、高校生の4人組で結成され、クラシックの要素を含めたロック(メタル調且つ、当時のV系楽曲調)バンド。

天使をイメージした白い服に、メンバーの髪イメージカラーは、赤・黒・紫・青。

テレビ神奈川や、FM横浜などで、楽曲や彼らの人柄が紹介されて知名度もぐんぐん上がり、精力的に活動して行き、ギターの華月は、ニッポン放送で夜のゴールデンタイムに、30分ほどの番組を持つほどになった。

しかし、人気が登り詰めて行く中で、2000年の10月31日、ギターの華月がこの世を去ってしまいました。

 

そのすぐ後に発表された楽曲が、「秋風の狂詩曲」でした。

 

ラファエルの曲は、「癒し・救い・愛」の要素がある詩と、美しいメロディーとロックの強さのバランスが絶妙で、ネガティブな事に押し潰されそうになる心を優しく癒しポジティブに前向きになれるように整えてくれる効能があります。

 

私のお気に入りアルバムは「mind soap」と「Sick~XXX患者のカルテ」です。特に「Sick~・・・」は衝撃でした。ジャケットの写真は手術室でYUKITOくんが治療を受けていると言うなんともV系らしい感じですが、中身の4曲目「症状3XXX症」は、ダウン症の子を題材にした曲です。

 

~Why did create humans? 生まれ持った不平等~・・・と言う詩から始まります。華月は、製作にあたり、「人間のトータル的数値は誰でも同じで、彼ら(障害者の人達)には欠落している部分もあるけど、僕らに欠落しているものを彼らは持っていると思う」と説明していて、Raphaelが精神的なメッセージ性に向かった大切な曲との事です。

 

そのメッセージを理解した上で、更に素晴らしい事は、V系独特の楽曲と相まって”曲がめちゃくちゃカッコイイ”のです。

 

華月が亡くなった後、休止した時期もありましたが、様々な形で活動を続け、2016年に活動は終了しました。私の中では、華月の存在が大きかったので、早くこの世を去ってしまった事は本当に残念です。もっともっとLiveを観たかったです。

ファンの層も、コスプレこそロリータ天使風の子が多かったですが、なんと言っても、みんな優しい子達ばかりでした。

ただ、普段の生活は、様々な”生きづらさ”を抱えている子達のようでした。もちろん私もその一人。

 

ラファエルも、集うファンも、”生きづらさ”を決して被っているとか誰かのせいにしているのでは無く、楽曲の詩にもあるのですが、「全ての世界がいつか理解できる日を信じ・・・」とあります。

 

”お互い様”を皆が理解出来ていれば、”生きづらい”なんて特別な気持ちを思わなくても良くなるし、あえて人に説明する事でも無くなります。ハラスメントだって減って行くだろうし・・・。

でも、今は未だ理想論なんだろうな(@_@。

 

かじゅりん(華月)は、生誕45くらいになるんだな・・・。

もうすぐ命日なので、色々想う時期でした。

Raphaelよ永遠に・・・。  終わり。