自分が特別扱いされないと我慢ならない人って
本人の認識上では
「自分の不快感の責任は周りにあり
 周りはそれをケアすべきだ」
なんて考えてたりするのよね
 
それこそが「正義」であり
「人の道」であると信じてたりするの
 
そしてね
かなり真剣に真顔で横車を押してくるからさ
自分の中の
平等とか対等とかフェアネスとかの感覚が弱かったりすると
押し切られたりしちゃうの
 

向こうは押し切れない時に
逆に過剰に攻撃的になったりするのよ
押し切られそうで不安だから
強く攻撃的に大声をあげて
その不安を打ち消そうとするの
自分で自分に自分の正しさを言い聞かせているの
でも
この状態でもまだ弱いのよね
 

真顔で真剣に横車を押しに来る人に
適切に対応するには
「何をどう考えたって
 この自分の考えの方が平等で対等で
 フェアなものでしょう」という
確信をもっている必要があるのよね
そうなると
相手の言っていることは
「寝言は寝てから言ってくださいな」と
言えるようなレベルの事であり
笑って流すこともできるのよね

理不尽な要求をしてくるパートナーに対して
冷静に毅然として対応するには
そのくらい自分の中に思考とか倫理観
フェアネスの筋が確立している必要があるのよね
そうじゃないと
段々と相手の狂気に染められてしまうの
 
 
 
 
そういうフェアネスの感覚が自分には弱いんだよな…と
自覚がある人は
ヤバい人と無理に関わらない方がいいわよ
 
こんなのは
心が心の力が強い人
エネルギー量が多い人が勝つんだから
ヤバい人のエネルギー量って凄いからね
 
ヤバい人を見て
実際に関わって
腹が立ってしまう人とは関わらない方がよくてよ
 
ヤバい人を見て
実際に関わって
面白がれる人なら関わっても大丈夫かもしれない
 
そういう相手を面白がれるなら
笑いながら「寝言は寝てから言え」と
対応できるから
 
笑い飛ばせるってことは
いつでもその相手と離れることができる
縁を切ることができるってことでもあるからね
 
相手に心理的、物理的に依存してると
相手から嫌われるリスクを
余裕をもって引き受けることできないからね
 
その余裕がある人だけが
ヤバい人と付き合えばいいのよ
 

もう少し違う言い方をするなら
「自分はこの相手と
 付き合い続けたいから付き合っている
 付き合うことを自ら選んでいて
 別れることも
 いつでも自由に選ぶことができる」
そう心の底から思える人だけが
ヤバい人と付き合えばいいのよ
 
 
 
「相手がこういう人だから
 別れることができない」
「相手がこういう状態だから
 別れるべきでない」
こういう自分の意思決定を
外部に委ねて責任回避をする癖がある人は
ヤバい人と付き合うのは向かないの
 
その弱さを本能的に見抜かれて
餌食になるだけですから