このドラマ、おもしろくなるのはズバリ!!夫サンジンとソレが離婚してからです。



とーっても自信家のサンジンも妻のソレが不倫をしたことで自尊心がずたずたに傷つきます(その自信がどこからくるんだろう???と思うような人物なんですけどね)。


終盤、元夫サンジンからの理不尽な要求に対して

「もう、おびえたりしない」

「あなたという人を分かっているから」

と言って、わめくサンジンを書類のファイルでバシッと殴るソレ。 

ソレ、人間的に強くなりました。




元夫サンジンは部下の女性にセクハラして、そのことを告発されます。

(本人はセクハラという自覚はなかったようですが…苦笑。普段から自慢タラタラ~~で、社内でも嫌われていたし)

これが原因でテレビ局を依願退職します。




姑のスエはソレに対してえらそうなことばっかり言っていたのに、ネットの花札ゲーム(賭博)でかなりの額の借金を抱えます。

ギョルの受験費用を使ったり、貯金をはたいて、家族で借金をしてなんとか返済しますが、家にお金が無い状態になってしまいます。

それなのに賭博を止められなくて家族に隠れて、またネットの花札ゲームをやってしまう姑。

それを娘のミョンジンに見つかり「これは病気よ! 賭博中毒なの」と言われるも、逆ギレする始末…(めっちゃ爆笑)




裁判官だったか財務官僚だったかの父ヨンヒも仕方なく家計のために、娘婿ヒョンテにへつらって仕事をもらいます(笑)。




「助けてやりつつ 距離を置け」と、空気が読めないサンジン、そして嫁一家の事を陰でバカにしているヒョンテ父。




小姑ミョンジンは何かというとソレが身を寄せている妹ミレの家に怒鳴り込むし、暴力をふるうし…いばりくさっているうえに、気性が荒いんですよね~。

ミョンジン、大手弁護士事務所の嫁で鼻高々ビックリマークなんですが、男の子ができないのが悩み。

妊娠した子が女の子だと分かると中絶します(既に2人女の子がいるしね)。




ミョンジンと夫ヒョンテ、一見平和な一家なんですが、ヒョンテには内縁の妻ウンジュがいて、中学生の男の子がいます。

妻のミョンジンは内縁の妻の存在も、子供の存在も知らないんですね~、そのうえウンジュの事を親友だと思ってるんです。


夫ヒョンテの二重生活がバレて、夫と親友に裏切られたミョンジン。

取っ組み合いのケンカをするのですが、気が収まらず殴りに行きます。

それを防犯カメラに撮られていてウンジュはヒョンテに見せるんですね~。

ウンジュの方が何事も上手です。

ヒョンテは「離婚がイヤなら静かにしてろ。暴力行為をしたら余計に不利だ。ウンジュに勝てないなら下手なことをせずに身を慎め」と意気消沈しているミョンジンに言います。何も言い返せないミョンジン。




サンジンは依願退職後、友達に就職を頼みますがセクハラの問題が片付いていないこと、そういう問題がある人間は雇えないと断られて、仕方なしにヒョンテに頼みますが、ヒョンテは


 体に染みついた態度は…

 難しい問題です

 簡単に治せない

 (ここで浮気の事をサンジンはヒョンテに責めるのですが)

 資格はなくとも…

 忠告代わりに

 言っておきます

 聞き流してください

 チョ・ヒョンテの…

 義兄の地位を失いたくないなら…

 あなたと僕では立場が違う

 それを忘れないことです

 何が違うんだよ(→サンジン)

 同じですか?

 そう思いますか?


と言って断ります。ワタシ的にはかなり痛快な場面でした。




自分たちは上流階級だ!!と鼻高々&自信満々なくせに、その実、家族関係はボロボロだったんですね~。

上流階級という割には、その位のお金もサクッと余裕で返せないの???と思うし、住んでいる所も、それほど豪華ってわけでもないし。

ま~~、この一連の出来事は視聴者の溜飲をさげるためだったのかな~~と思わないでもないですが…。




元夫サンジン役のチャン・ヒョンソン氏の、前半とは打って変わった後半の落胆して寂しそうな姿も見ていて楽しかったです。

ソレに対して未練がある姿もおかしかった~。

終盤、泥酔してソレに「お前とやりなおしてやる」と言うんですね~。

こんな惨めな状態になっても、まだ「やりなおしてやる」なんて「何様のつもり!」の言い方していて笑っちゃいましたよ。

「今のあんたとなんかやり直してくれる女の人なんて、どこにもいないわ!!」と思いましたわワタクシ。




途中からは、テオ&ソレの2人の関係より、ヒョンテとミョンジンとウンジュが、どうなるのかの方がドキドキしましたね~。

二重生活がバレてからのヒョンテ、開き直ったのか、または一連の出来事で自分が優位になったのか、両方なのか…どれかはちょっと分かりませんが、サンジンやミョンジンにガツン!と言ってやるシーンは、やり手弁護士の顔が見れて良かったです。



(続きます)