息子は昨年進学校中退し、現在通信高校1年生です。

レポート提出のみで、毎日ゲームの日々です。


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昨年の今頃、息子は

全く勉強しなくなり、

偏差値で選んで、書類選考だけで決めた学校に

全く期待もしてない様子でした。


そうはいっても、行ってみたら意外と楽しいかも、

という期待はあって、息子はそこに一縷の望みをかけていたように思います。  


最近になって、

あの時すでに、どうやって学校やめようか考えていたと息子が言いました。

専願の書類を担任の先生に渡したとき、

全て終わったと思ったと。

入学もしていないのに。


なんで、その時言ってくれなかったの?と聞くと

だって聞いてくれなかったじゃん、と言いました。

 

私は驚きました。


じつは息子が提出したあとに

本当にその学校で良いのか心配になって

担任の先生に電話してもう一日保留にしてもらっていたんです。

息子にも、その事を伝えて

もう一度よく考えようと話ました。


その日の夜、

主人はその高校に賛成で、遠くても通学してるうちに

慣れるとアドバイスしました。

私は近くの高校の方が良いと思っていたのですが

息子に選ばせないと意味がないと思っていたので

無理強いはしませんでした。


けれど、今になって近くのその高校にしておけばよかったと息子が言ってました。


高校は、偏差値でなく

近くの学校にするのが一番ですね…

本当に今更ですが後悔しかありません。


息子が高校中退して

言った言葉、

「普通の高校生活を送りたかった」


今でも私に重く重くのしかかってきます。


主人も息子もあの時は学歴厨だったので、

偏差値で選んでました。

私は楽しく通ってくれれば

どこでも良かったので、あの時もっと強く説得していれば良かったと、本当に後悔しかありません。


母親の勘は、やっぱり当たるんですね。

でも、私は自分に自信がなくて

主人や姉や友人にも相談して、みんなが

良いと思った高校に決めてしまったんです。


息子はしばらく荒れてました。

オレの人生つんだ。

もう終わった。

私が何か言うと ○ね○ね○ね!と。

ゲームでも夜中に大声で暴言をはいて

夜も眠れませんでした。 


けれど、

私は大きな声が怖いからやめて。

と息子の部屋に行って

キッパリ言うことは徹底しました。


今は笑顔の戻った息子ですが、

あの時は

不満しか口に出さず、退学した高校の悪口ばかり言ってました。


そっか、そっか、そうだね、辛かったね、と聞き役に徹し、ひたすら傾聴の日々を送り、やっと少しずつ不満を言わなくなりました。


大きな進歩があったのは、

私がアニメを見始めたことです。


ブルーロックというアニメをNetflixで見ていると、息子が色々教えてくれて、一緒に楽しむ事ができたのです。 

他にもキングダムやSPY×FAMILYなど、次々と見て、一緒に楽しんで、何気ない会話が増えました。


そこから、徐々に親子関係が改善されてきたのです。


つづく