あなたの23歳の誕生日。


携帯電話を眺めて迷ってた。


結局、

通話ボタンは押せなかった。

メールの送信ボタンも押せなかった。

たったひとつのボタンだけど、

今では唯一のつながりなんだよね。



大学2年生の時、

初めて出会った。

小さな談話室、アルバイトがきっかけだったね。

後から照れながら教えてくれたよね。

一目惚れだったんだ、って。

その頃、失恋したばかりの私には、

あなたの熱烈な(!!)愛情が本当に暖かかった。

気づけば惹かれていって、一緒にいたい、って思ったよ。


学部で成績優秀者に選ばれるほど真面目で努力家。

一見、冷たくてクールだけど、

困っていれば助けてくれる、見捨てない、優しさを持っていたこと、

ちゃんと気づいてたよ。


もう忘れちゃったのかな。

ある講演会で男女でペアを作るとき、

すぐに私の肩をたたいて、「一緒にしよう」って言ってくれたでしょ?

嬉しかったんだ。すごく。

夏には花火をして、星を見て、一緒に歩いた。

「僕の生まれた所では、こんな風にキレイな星は見えなかったよ。」

って言ったでしょ?

私が生まれた田舎の町の満天の空の星をいつか見せたい、

本気でそんなコトを思った。

あなたは知らないと思うけど。



今、

東京で暮らしてて、

当たり前のように会社に行って、

仕事をして、

時々飲んで、

友達もできて・・・


幸せだけど、

時々変だと思う。奇妙だと。

あなたが隣にいるはずだって、

今でも考えちゃうよ。


最後に会った卒業式の夜。

約束したよね。覚えてる??

「3年後、5年後でも、また会おうね。」



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*゚・:,。*:..。


ブログを始めるきっかけになった彼との別れ。


電話もメールも出来なかった2008年の彼の23歳の誕生日。

でも、「おめでとう」は伝えたかった。

言葉にしたかった。

前を向いて歩いていくと決めたけど・・・

でも、今はちょっとだけ思い出していたい。


2008.9.12 From maca


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*゚・:,。*:..。