最近長女が運動会に出るためにダンスの練習をしています。
先生が送ってくれた動画は左右逆で少しやりにくいので、左右同じになるように動画を編集をしてほしいと言っていました。
結構面倒そうな作業だから後回しにしていたら、私がシャワーしている時に、長女が突然ドアを開けて「ママー！動画編集してー」と言ってきました。
シャワー中なので当然「今無理。あとでね。」と返事したのですが、その後長女が、実家に来ていた夫に「パパー！編集してー」と言っている声が聞こえました。
心の中で「ダメー！」って叫びましたが、声に出して言えず…
私のパソコンには夫に見られては良くないドキュメントが結構入っているかもしれないんです。見つかったら一大事
生きてる心地がしないままシャワーを終えて、夫が編集を終えるのを待ちますが、なかなか終わらず… 次女を寝かしつけなければならないので仕方なく席を離れ、また戻ったら案の定夫は私のパソコンの中をあちこち見ていたようで、
「なんだこのファイルは
」と怒鳴ってきまっした。チック症もひどく出ていたので相当興奮している様子
私は必死になって力ずくでパソコン画面を閉じようとして夫はそれを押さえつけて、もう大変な騒ぎになりました
どんなファイルかというと、娘が摂食障害になって、夫の虐待が疑われてから、毎日思い出したことやその日にあったこと、心当たりなど、全て書き留めておいたんです。簡単にいうと「夫の悪事」を書き綴った文章です。消したはずだったけど、1つ残っていました〜完全に私のミス…
それを読んだ夫は、「これこのままの状態でメールに添付して送って。じっくり読みたいから。編集したってわかるんだから変な真似はするなよ。」と言って出て行きました。
そして「よくもまぁ、あんな作り話をでっち上げたなぁ。空想の世界だ。」と言ってました。
夫が帰ってから長女に「私の携帯とパソコンは絶対にパパには見せてはいけない」と伝えました。長女は「私が悪いことした」と落ち込んでいました。
私もその時、
「あんな記録書かなければよかったのに。」
「なんでちゃんと消しておかなかったんだろう。」「なんでパソコンで書いたんだろう。」
…
と後悔の嵐でした。今は多少なりとも子ども達とよく過ごそうとしている夫が見たら怒るに決まってる内容だったので、今まで築き上げてきた努力と成果が全て水の泡になる瞬間でした。
でも頭の中では、「あれは全て夫がやったことや言ったこと、それと娘の証言などであって、嘘偽りは一つもない。悪いのは夫の方なのに、なぜ私が今怯えてるんだ？」という気持ちでした。
夫が悪いことをして、それを記録して、その記録したものがバレたら… それは喧嘩になりますね。普通に考えたら。
でもここでは、当の本人はショックを受け怒り狂い、被害者である長女とそれを記録した私がそれに怯えているというシチュエーションに納得がいかずモヤモヤしています
それから数日…
毎日怯えて、長女は「パパ来ない？パパがママに何かしない？」と心配しているし、
次女は色々考えた末だと思うけど、「私はママについて行く。ママと一緒ならお星様になっても良い。ずっと一緒にいる。ママから離れないからね。」と言っていました。
長女もたくさん回復して、みんなで楽しく過ごす時間も増えてきたけど、長女も次女も(夫も？)みんなそれぞれ不安と色々な思いを抱えながら生きているような気がします。
普通の家族が羨ましいなぁ。
可愛い子ども達、もっと良い家庭に生まれてくれば良かったのに、ごめんねという気持ちでいっぱいです。
みんなそれぞれに原因があって今の状態になったのに、夫は自分だけ悪くない、悪いのは私の育て方や長女の特性、日本の教育や周りの日本人、日本が私たち家族を壊したと主張しています。
夫には何を話しても、どんなに事実を言っても、通じません
とにかく周りが悪いという考え。
記憶喪失？認知症？嘘をついている？防衛機制？
とにかく「おかしい」んです。噛み合わないどころじゃない。26年間よくこの状態で過ごしてきたなぁと思います。
以前夫が「子どもを産んだのが人生最大のミスだった」と言ったことがあります。
その時はなんでそんなことを言うんだろう、親なのに言う言葉じゃないって思っていましたけど、今思えば、夫にとっては本当にそうだったのかもしれません。夫には父親になるキャパがない、私にもその夫と子ども達を上手く面倒見るキャパがない、と言うことだったんですね。
頼りにして相談している心理の教授には、のらりくらりとうまく交わしながら、夫と距離をおいてすごすこと…って助言されていますが、距離を置いても波は立つ…しかも来年フランスに連れ戻されてしまうかもしれない恐怖と不安の中で、「のらりくらり」は私にはハードルが高すぎます。
夫は今海外出張中…
せめてこの短い期間だけでも不安から解放されてのびのび過ごしたいです(車にGPS付いてるから無理か
)。
