建築ライター、株式会社ウィードシード代表、
NPO法人南房総リパブリック理事長を務め東京と南房総の二地域居住をしている
馬場未織さんが、また新しい事業を立ち上げました。
昔っからこの感じ。抜群に聡明かつ気さくで真っ直ぐ。+ 言わずもがな超美人。
現在介護家族として馬場未織さんがお世話になった(過去形)、
そしてお世話になっている(現在進行形)
訪問介護士の方𠮷村英敏と一緒に、
人生100年時代を自分らしく生き切るための学びあいのプラットフォーム
neighborを作り上げました。
そのキックオフミーティングが虎ノ門で行われました
人とゆっくり繋がること。
誰しもが受け止めざる得ない状況を、
人との繋がりの中で消化したり、受け入れたり・・・。
いろいろな立場の方のお話しを伺うにつけ、
いずれくるであろう現実に真っ向からどう向き合うか、
という受け皿を自分で持っておくことが大切だと感じました。
(写真:それぞれ自己紹介や自分の介護への思いなどを語る。。。)
介護や医療は特定の方だけが抱え、知識を持っていて、
それ以外の人たちはほとんど知らない。
(知らないで済むなら目をつむっておこうという意味外のが強いのかもしれない)
だから突然訪れる現実を受け入れがたく、そして右往左往して、
何から手をつけて良いかわからず、やるべき行動+精神的苦痛で自分が滅入る。
多分これが現実なんだろうなぁ〜と。
最近の同世代の友達との話題に「親の介護」の話がよく出てくる。
私はまだ両親が元気なのでど真ん中にいるわけではないのだけれど、
それは、「たまたま今そうであるだけで」という話で、
いずれかくるべき時がくるのかなという思いは常にしています。
情報がない。
というよりかはむしろ、
情報を知ろうとしていない。
のが適切な表現か?!
だからneighborを通して、リアル介護中の話や、
老いの現実や、介護している人をどう助けるか(助け合うか)についてもお伺いし、
今のうちから心の準備をしておければと思って参加しました。
もちろんキックオフミーティングに参加した方で、
介護ど真ん中の方もおり、そういう方は今この現実が苦しいわけだけれど、
苦しさを伝えられる、誰かがわかってくれるというその繋がりがあるだけでも、
前向きに日々を送ることができるのではないかというお話も伺えた感じ。
みんな明るい。
馬場未織さんがこのneighborを立ち上げる前に、
別件で介護について何時間か話し合ったことがありました。
(場所は銀座のミシュラン二ツ星レストランなのだけど🤣)
病院食があまりいけていないという話は昔からよく話題になるが、
介護食があまりにも残念であるということが話にのぼり・・・。
なんかつい先日まで美食だった母が痴呆症が発症した途端、
介護が必要になり、そうなると頼めるところも限られて、
急激に食のレベルが落ちてしまうと。もっと選択肢はないものだろうか?と。
このneighborのミーティングでやはり最近お母様を看取られた別の方が、
食にこだわりの強いお母様は、
最後まで介護食は受け付けなかったというお話もありました。
生きること=食べること
しかもただ食べるだけではなくて、誰とどんな場所で食べるか。
全てひっくるめて「食事」って大事。
最後まで人として楽しく食べられるのはいったいいくつくらいまでなのか?
食を生業としている私にとって、
どんなことができるのか。。。
軽食と案内書には書いてあったのに、心温まる美味しいお食事もご用意してくださいました。
一つひとつ丁寧に作られたお食事の数々。
お隣さん疲れてない?
お隣さん大丈夫?
お隣さんごはん食べてる?
そんなお隣さんとのゆるーく繋がるネットワーク。
一人じゃないんだよ。
みんな通る道なんだよって。教えてくれる。
neighborsも募集中(HPサイトにて)
ご興味ある方は是非