前回の「ルール」について、今回語って行きたいと思います。


引き分け時は自分のベットを撤退させたり減額させたりすることができません。

このルールがあることにより、例えば、閒にHKD 500賭けて引き分けになった場合に、

次回は様子を見ようと思っても、さきのHKD 500は動かすことができません。

このため、様子を見たい場合には次のゲームで

新たに庄にHKD 500賭けなければならないわけです。

逆に庄にHKD 500と変更したければ、庄にHKD 1,000置かなければならないのです。

ただし、いずれの場合においても、コミッションはそれぞれHKD 25、HKD 50取られるわけで、

カジノ側のねらいはそこにあるようです。


私はそれがイヤなので、引き分けになっても自分のベットは絶対に動かさない

(または同じサイドに賭け増しする)ことにしています。
 ベットの最小単位は、閒はHKD 10単位、庄はHKD 100単位で賭けることができます。

また、コミッションは現金で払うこともできます。

その際には、ディーラーが配当をつけ始めた時点で、

自分のベットの真下の閒のフィールド内にお金を置きます。

このとき、コインはHKD 5コイン以外は受け取ってもらえません。


ややこしいですね。

この辺りは慣れなので・・・

カジノゲームの王様ともいわれるバカラ、マカオでもやっぱり王様となっていて、

ゲームテーブルの数はバカラが一番多いです。

以前は14人がけの大バカラしかありませんでしたが、

99年後半頃より7人掛けのミニバカラが登場して、

徐々にそのテーブルの数を増やしています。


しかし、ミニバカラとはいえ、カードを絞ることはできます。

ここがほかとは違う点ですね。

マカオではプレーヤーを「閒(ハン)」、バンカーを「庄(チョン)」と呼びます。

ルールに関しては特に変わった点はありません。

ただし、引き分けになったときの扱いが一般的なバカラのルールとは違い、

引き分け時は自分のベットを撤退させたり減額させたりすることができません。


これって結構くせものなんですよ。

次回はこのルールについて語って行きたいと思います。

今日も廿一點( ヤーヤッティーム)についてです。

前回長くなりそうだったので2回に分けました(^-^)

では、ローカル・ルールの続きです。


・プレーヤーのカードが5枚になっても、なお21以下の場合、

 それ以上はカードを引かずに、プレーヤーがその手で勝負するか、

 あるいは賭金の半額をもらってそこでゲームを終了するか選択できる。

(例えばディーラーのUP CARDが10で、自分の5枚の合計が16のような場合、

そのまま16で勝負するよりも半額をもらった方がアドバンテージが高くなる。)


・テーブルに座っていない人も、後ろから賭けることができる。

 HITやSTAY、SURRENDERなどのすべての判断は、

 一番高い金額をベットした人ができるので、もし後ろから賭けてきた人が最高額なら、

 座っている人を差し置いて、その人に指示する権利がある。

私の個人的見解ですが、マカオのブラックジャックは、

①min---maxの幅が狭いこと、②シャッフルマシーンを使用していること、

③ダブルダウンが11のみであること、④3連続勝ち程度で賭け金の1割のTIPを持っていく等、

プレーヤーに不利な条件が多いと思います。

普通のプレーヤーはもとより、カードカウンターでさえ勝つのが厳しい状況と考えられます。