20日目の月 | 内側を鍛えて自分らしく生きる

内側を鍛えて自分らしく生きる

【自分らしく生きる】とは、それをずっと探していました。遂に、ある学びに出会い試していくうちにどんどん、楽になり自分らしく生きられるようになってきました。
その、実践の日々を綴ります。

おはようございます。
私は日本の侘び寂びが大好きです。
名前にも雅が使われているからかもしれません。
こちらのページでは、日本文化の良さもお届けしていきます。

昨日から明け方まで見える月は、新月から数えて20日目の月です。
満月から数えると5日目の月。
満月から次第に月の出が遅くなり19日目の月は、更に月の出が遅くなるので【寝待ち月】と呼ばれています。
この月は、明け方まで輝いて太陽が昇る前まで西の空で白く透き通ったように見えます。
(19日目から22日目くらい)

私の興味のあるお話を少しお付き合い下さい。
昔、岡山備前長船地区には、数多くの名刀を生み出した『刀鍛冶屋千軒』と呼ばれる刀鍛冶が集積した場所があるようです。

刀剣は、人を殺める道具だと思い込んでいた私は
【BSプレミアム美の壺】で見た刀剣の魅力を知りそして、世界が注目する刀鍛冶吉原義人さんの言葉。

『宝ものとして大事に扱って貰えるように』

この言葉で、刀剣の見方がガラッと変わりました。
刀剣を玉鋼(たまがね)という純度の高い鉄を溶かさず叩き鍛える【折り返し鍛錬】は、火花が飛び神聖なものを感じずにはいられませんでした。 
鍛錬の由来は、刀剣から来ているのかと思ったのですが、鍛錬の語源を作ったのは宮本武蔵だそう。

見どころの【折り返し鍛錬】が見られるのは
備前長船刀剣博物館と関鍛冶伝承館(岐阜県関市)
の二つ。
それぞれ、備前伝 美濃伝の伝統技術を受け継ぐ地域だそうですよ。

お近くの方は、
是非予約して【折り返し鍛錬】見てみては如何でしょう。
人が生み出す神聖なものを、感じられるかもしれません。