和風な古いタンスを脚つきの古道具みたいなチェストにリメイク

ご訪問いただき、ありがとうございます。

ご一読くださいますと幸いです。

＊------------------------------＊

はい、どうも。

更新が空いてしまってすみません。
SNSはそこまで間隔開けずに
上げてるんやけど
こっちの頻度が落ちてしまって
ブログ派な方には本当に申し訳ないです。

今日はこちら。

これはJS(小2の次女)のキッズスペースで
あのチェストは4年の間に
何べんも作り直してきたんやけど
あれがねー、1発目に作ったのが
4年前ってことは
作り方がものすごくひどいん。

どんな風にひどいかって言うと
もう全部。

作り直してはきたけど
一番外側の枠、えっとー
天板・底面・右と左のサイドの面、
これらは1発目に作った時のままで
そこがもうガタガタやから
それを再利用して作り直したところで
どうにもピシっとはならんねやわ。

外枠からしてそんなんやし
扉も薄いベニヤ板を使ってあるから
使い心地がチープ過ぎるし
引き出しなんて全部段ボールやから
いまいち愛着が湧かんまま
4年間イジくり回してしまった、ていう。

イジくり回すって、別に
変な意味じゃないですよ。←

皆さん、もー。←

だからずーっとどうにかしたかってん。
それこそ作った時点からずっと
イヤやったんやわ。

ほんで今回JSの机も

こんなヤツから、

こんなヤツに変えたこともあって
この際やからあのチェストも
どうにかしようと。

そんな今日もお手数ですが

👇こちらと、

にほんブログ村

👇こちらを

手作り・DIYランキング

クリックして頂けますと

大変有難いです。

今日も面倒くさいひと手間

本当にありがとうございました。

＊------------------------＊

で、さっきの机を買ったリサイクルショップで
たまたまこんなんを見つけてん。

こちら。

はい出たよ、我々の世代の
婚礼家具みたいな
どデカいチェストが。

けどねー、これ、ひと昔前の
婚礼家具やなーていうのは
間違いないとしても
私が結婚する時に持たせてもらった
チェストよりは断然おしゃれやし
ちょっと手をかければ
あわや古道具っぽくなるんちゃうん、
ていう図が、店頭でこれを見た時に
見えたから『よし、これでいこ』と思って
思い切って買ってきたんやわ。

『よし、これでいこ』って背中を
押す要因になったのが
お値段5,000円てとこ。

こんなもん、まともに買ったら
10万くらいいくんちゃうかな。

てくらいしっかりした作りやったし
それが5,000円言われたら
『よし、買お』てなるやんか。

だからお値段は全っ然追い風やったん
やけど、唯一の不安材料は
このくそでっかいもんをホイホイと
買ったは良いけど、上手いこと
リメイクできんかった時が
イタ過ぎる。

どうやって処分するん、
こんなでっかいもんを。

私の頭の中の見立てとしては
イケるはずなんやけど
コケた時がイタいなー思いながら
自分のカンに賭けて
買ったというわけです。

で、このチェストは

こんな風に3分割できるように
なってたから、お店でこれを買って
自宅まで3往復やわ。

ほんで家に着いてからも
まーくそでっかいから
これを家の中に運び入れるまでの間
父ちゃん(主人)と二人でずっと
中川家のくだりね。

父ちゃん『俺こっち持つから
お前そっち回れ』

私『はい、持った』←

父ちゃん『掴んだか』←

私『掴んだ』←

父ちゃん『違う、そこじゃないて！
この、これあるやん、ここの
下のほうを掴めって！』←

父ちゃん『そうそう』

父ちゃん『いくぞ、せーの』←

二人『痛い痛い痛い痛い、
あかんあかんあかん、1回おろそ。』

もうずっと、これ。

けどこの中川家のくだりを
まともにやれるはずがなくて。

だって父ちゃんの
『掴んだか』でもうダメやもん。

私は笑いをこらえ切れんから
それを抑えるために
顔を横に向けて肩のほうに
顔を伏せながら頑張ってみるんやけど

父ちゃん『お前、笑とるやんけ』

私『笑てない、笑てない』
て言うた瞬間、吹き出すやんか。

ほんで父ちゃんも結局
『笑とるやんけー』
て膝から崩れる、みたいな。

で、二人とも手に力が入らんようになって
『仕切り直すぞ』て言われながら
何回同じくだりをやったか。

そんな感じで全っ然
進まんかったんやけど
さすがに3回目あたりは
ものすっごい真顔でスムーズやったわ。

こんなでっかい婚礼家具を
こんなスムーズに運べる夫婦は
そうそうおらんのちゃうかなってくらい
実に美しい運び方ね。

さ、運んだだけでもうだいぶ
疲れました。

だからチェストの中は

こんな風になってるんやけど
ほんまはこれ、着物を入れる
引き出しが全部で４つあって
私の構図では一つしか
使わん予定やったから
他の３つを抜いてガレージに
出してしまってから、

『あ、引き出しが４つ入ったままの
写真、撮るの忘れた。
(疲れたから)もういーわ。』

てなって、
その写真がなくてすみません。

なんせ引き出しは4つあったからね。←

それと、3分割されたうちの
一番下の段は使わん予定やから
それもまたガレージに運び出して。

てことで

これは真ん中の部分です。
ここの底面に脚を付けたいと思います。

けどこの底面て、ちゃんとした底面じゃ
なくて、結構ペラペラな
ベニヤ板なんやわ。

だもんで

しっかりした板で補強します。

私は集成材は滅多に使わないんやけど
たまたま集成材の端材が家にあったから
『お！ラッキーやん』と。

あ、白っぽい板が集成材です。

集成材って、しっかりした
密度の濃い板で、そして高いん。

あとは脚になる角材もカットして。

でー

塗装しまーす。

ワトコオイルのジャコビアンを
布に染み込ませて
擦り込むようにして塗って。

【木部塗料】ワトコオイルカラー 1L*07 08 09 10 11 12 13__wt-oil-100-w

で、でー

今回は珍しくコーススレッドていう
ネジを使います。

コーススレッドっていうのは
ネジはネジやけど
ま、なんやろ、簡単に言うたら
強度がすごいネジ、
やと思っておいて下さい。

くそ重いチェストを支えるためには
やっぱコーススレッドのほうが
いいかなと思って。

そしたら

こんなんなって。
これを４つ作りました。

これをね

さっきのチェストの裏面に
こんな感じで固定していこうかなと。

ほんまは1枚ものの集成材を
使ったほうが良いに決まってるんやけど
端材がこれだけしかなかったから
仕方なく苦肉の策で4分割した
というわけです。

そして

作った脚をチェストに
固定していきます。

ピンクのところには
チェストの水平を保つために
板をかませてあります。

こんな感じで、またコーススレッド
とやらでガッシリとね。

最後にこちら。

脚の裏に、これを貼っておこうかなと。

ダイソーで買ったんやけど
これを貼ると家具がほんまに
ラクーに滑るんやわ。

けどこんなでっかい家具に貼っても
さすがにスイスイとは動かんけど。

スイスイどころか、これを貼った
ぐらいではビクともせんけど。

でもまあ、一応ってことで。

はい、ギャーギャー言いながら
なかなかの一大プロジェクトで
ようやく完成しました。

こちら。

ちょっとこの佇まいは！

ほんまは脚は左右2か所で
いきたかったんやわ、
見た目的にそのほうが絶対
オシャレやろうから。

けど今回のやり方で
このデカさのものを
左右2か所で支えるのは
物理的に無理があるやろうから
やむなく4本脚になったけど
でも出来てみたら、そんなに
変てこともないから
これはこれでアリかなと。

引きでー。

やだー♡

部屋の全体像も

うん、いい感じになったんじゃ
ないでしょーか。

椅子は楽天で買った👇こちら。

【TREVO トレーヴォチェア】椅子/イス/オフィスチェア/PCチェア/デスクチェア/キャスター付き/モダン/アンティーク風/ヴィンテージ風/肘付き/昇降付き/ビジネス/ワークチェア/キルティング加工

あのチェストを5,000円で作ろうと
思ってもまず無理やし
お金よりも何よりも
あれレベルのもんを作れるほどの
技術は、私には無いわ。

なんかほら、溝的なやつとか
要所要所の凝った作りとかは
絶対無理なやつや。

ほんで中はと言うと
下の段の扉を開くと

ほおーーう、
要らんもんしか入ってない。

けどJSはもう大喜びやわ。

だって今までのチェスト(冒頭で出てきたやつ)
は、完全自作のやつやから
扉なんて、ケチって作った
なんちゃってマグネットで
閉まるタイプにしてあって
ちょっとしたことですぐに
ふわーんて開くし、

そのマグネットも結構な頻度で
ポロっと取れてたから
その度にセメダインで
つけ直したりして。

それがこの重厚なチェストときたら
扉がとっても美しく閉まるん。
閉まる時のカチャっていう音さえ
重厚やわ。

ま、さっきからチェストとか
言うてるけど
ふつーにタンスやけど。

で、そのタンスならではの
良い部分ていうのが

着物用の引き出しを
こんな風に使えるってとこね。

ついでやから、上に3つ並んでる
小さいめな引き出しも
見てみよか。

こちら。

ほほーーーう。
こちらもまた
要らんもんしか入ってない。

ああいう缶、どの家にも
必ずあるよね。

カメラは随分前に壊れたヤツを
おもちゃに使ってるんやなー。

白い長財布はどう見ても
JD(女子大生の長女)から
貰ったやつやな。

そして財布の中を
私によく見せてくれるんやけど
紙で作ったお金とかカードが
入ってるん。

ザ小学生ー、て感じがするわ。

こちらも

ぬいぐるみ、汚いなー。

そしてまさかウチに
こんな指輪があったなんて。

これ、デヴィ夫人が持ってるヤツやん。
100カラットぐらい、あるんちゃう。

さらに一番上の引き戸を開けると

うん、使いやすそー。

反対側は

横に仕切り板がついてるから
立てて入れられんで
不便やろうなと思って
『母ちゃんこれカットしたるわ』
言うたら、

JS『えー、せんでいい！
横に寝かせたこの感じが好きやから』
て言うから、そのままにしてあります。

元タンスです、て感じの造りでは
あるんやけど
ちょっと手を加えるだけで

なんやったらいい感じの
古道具っぽいチェストに
見えなくもないから
リサイクルショップでの見立ては
正解やったかなと思います。

元々あった一番下の部分は
外に運び出してから
『さてこれ、どーしよ』て
なったままやけど。

そのうち、どーにかする。

つもりです。

はい、以上です。