裁判官より、審議終結日と審判結果の送達日が知らされた。
終結日までに何か主張したいことがあれば書面で提出を促された。
「貴方は私(弁護士先生)が送った文書は一度も受け取らない。しかも主張書面は何度伝えても弁護士事務所でなく、申立人に送っている。どういうつもりだろうか」
と弁護士先生は言った。
「申立人と弁護士のコミュニケーション不足があると思ったので申立人に送っていました」
と元夫は答えた。
審判廷を出ると
「こんな同仕様もない奴は初めてだ。金しか考えてない。最初っからこんな奴じゃなかったんでしょ?ねこを被り続けていたんだな」
と弁護士先生が言った。
元夫は警察出所からは本性を出した。
「何度も協議で離婚しようとしたけど話にならなかった。義父母にも相談したが我感せずの方針でなにもしない。調停なら離婚できると思ったが、裁判になってしまいました」
と私は答えた。
私が、協議で離婚できなかった理由を弁護士先生には伝えていたが、元夫と対面式で受け答えをした先生は、実際に元夫と話したり、元夫の態度から話し合えない理由が身にしみてわかったようだった。