この本はとても参考になったので少し紹介します。
先ずは導入です。
「前立腺癌診断アルゴリズム」
診断までのフローが分かりやすくまとめられています。
自分の診断結果が一般的な過程を経ているのか分かります。
「病期別治療アルゴリズム」
診断された病期別の一般的な治療法について俯瞰できます。
以降は質疑応答の形式で説明しています。(例示)
1. CQ1 前立腺癌の罹患率・死亡率はいくらか?
2. CQ1 生活習慣の改善は前立腺癌の予防に有用か?
4. CQ1 前立腺癌の病期診断はどのように行われるべきか?
5. CQ2 前立腺生検で推奨される生検部位と生検本数は?
8. CQ1 前立腺全摘除術が推奨されるのはどのような患者か?
10. CQ1 永久挿入密閉小線源療法の治療成績は他の治療と比べてどのような優位性があるか?
同 CQ3 永久挿入密小線源療法はQOL保持の点で推奨されるのか?
等々
本書は日本の学会が査読してい作成されているので、
本邦の現在の医学的見地に基づいています。
前立腺癌も米国が先進しているようなので、
論文などに目を通して、
自分なりの解釈で参照しました。