昨日は、東京地区の
「エスキース講習会」でした。
昨日の収穫は、なんといっても
エスキースプロセスの中の
「コマP」→「倍コマP」に至る過程、
「エスキースにおけるプランニング手法」でした。
とにかく、いつもここで時間がかかり
気が付くとパズルのピース合わせをしてしまっている
ケースがほとんどでした。
当然、出来上がったプランの結果も。。。
前回のプランニング講習会でも説明がありましたが、
今回は更に詳しい説明を聞くことができました
まず、コマPや倍コマPで考える前の準備として
アプローチ、ゾーニングでパターンを出しておくこと
パターンを出す=方向性を見極める=計画の優位性を探る
見極める時のポイントは、コア、ローカ、の位置にしぼって
どのプランでいけば「合格プラン」に早くまとまるか
ウツワ出しでは、最大限面積が取れる「MAX」のウツワを考えておく
ボリュームチェックでは、ローカも含めて階ごと、部門ごとに
面積が収まるのかをチェックしておく
特に、これらの手順をしっかりやっておくと、
この先のプランニングがまとめやすくなる、というもの。
コマP
24コマのウツワでボリュームチェック出だした
部門のコマ数を入れ込んで、
コア、コアを結ぶローカ、吹抜けの位置を検討
2階の避難距離も想定
要求室と管理動線のつながり
これらにポイントを絞って、上下階を同時に考えて方向性を決める
方向性が決まったら。。。
倍コマPに入る前に、ここで「詳細」の検討」
1階から細かく検討しない
コマPでは、「コア」、「動線」、「吹抜け」の位置にポイントを絞って
上下階を同時に考える。
ローカを通すことを意識する
要求室を計画してから余った所(通せる所)に通す考え方はしない
歩行距離(重複)等はコマPであたりをつける
プランを考えてからでは、大きく変更しなければいけない可能性がある
倍コマP
更に詳細の検討(面積、要求室の検討)
ここでスパン割りの検討
そして最後、
1/400エスキース図の作成
作図の下書き
プログラム図を見て、最終チェック
今まで、モヤモヤしていたエスキースのプロセスが
やっと自分の中で整理できました。
次は実践です