ランクⅠの図面を見た後に

ランクⅡの図面を見ると


両者の違いが少しづつ見えてきました。



小さな「差」が

大きな「違い」となっています。


例えば。。。


クリップ浴室も「眺望に配慮」と「縛り」を作ってしまったために

浴室を南側に計画して、2階のゾーニングが難しくなっている


クリップ1階エントランスホールの中央に広い吹抜けを計画したために

2階の廊下の計画が難しくなっている。


クリップ建物の形状を「L型」にしたために、建物全体の計画を難しくしている。


クリップ24時間利用可能なエリアを分けたことで、計画を難しくしている。


クリップ「レストラン」及び「休憩室」の「眺望に配慮する」ことだけに意識が向いてしまい、

2階において「明確な動線計画」ができていない。


クリップ管理者コアの位置により、管理者動線の計画が難しくなっている。



というように、


ちょっとした考え方の違いが、

プランニングを難しくしたり、まとまりにくくなったり

しているように感じました。



この「差」が影響し

「明確な動線計画」、「各部門の適切なゾーニング」が

計画しにくくなり、

ランクⅠとランクⅡの違いとなっているように思います。



「条件違反をしなければ、合格図面となりえる」


わけではなく、


各部門のゾーニングが適切で


明確な動線計画とする


ことが求められていたのではないかと、



ユープラを検証してきた私の仮説です。




いよいよ明日は、沖縄県の製図試験となります。


沖縄県のみなさん、今までやってきたことを信じて

本試験に臨んでください。

みなさんのご健闘をお祈りしています。