介護施設に入ってもうすぐ8年になろうとしてる私の母
もうフロアの中でも古株のひとりになってるかもです
そんな母、入所当時に比べたらずいぶんと変わってしまいました
当初は「もう家に帰る」と荷物を纏めて、夜にはフロア中を徘徊したりする日もあったそうです
でも今はもう「帰る」とも何も言わなくなったし、身体の動きも悪くなったからか徘徊もなくなり、朝も起こすまでベッドから離れないのだそうです
動物が好きだった母は、私が高校生の時に出会った迷い犬をずっと世話してくれました
自分で飼いたいと言ったくせに、結婚して家を出てしまってからは、なかなか実家に行けなくなって、母に押し付けてしまった
あの時は本当にありがとう
「何か欲しいものある?」
うつむいて首を横に振るだけの母 
いつ聞いても同じ…
食べるの大好きで、花もたくさん育ててたけど、もう何も興味はなくなってしまった母
施設に入る前は母の日にはお花を贈ったり、父との旅行の足しにしてとおこずかいを渡したりしてたけど、もう今年は何もせず、ただ顔を見せに行っただけでした
幼い頃 小児麻痺になりかけたらしい私、嫌がる私を毎日鍼灸院におんぶして通ってくれた母
小児喘息の発作で苦しんでる私の背中をずっと擦ってくれてた母
心配ばかりかけた娘です
でもおかげで今はとっても元気になりましたよ
「ありがとう お母さん」
まだ自分で食事も出来るし、シルバーカーを使ってフロア内を歩く運動もしてもらってます
「こんな事くらい出来るわよ!」と得意気に歩く時もあるし、頑なに許否の日もあるらしいけど…
来月から私ヒマになるからもっとゆっくり会いに行けるからね
孫や曾孫の写真も持って行くから、美味しいお饅頭も一緒に食べようね
だからもっともっと長生きしてほしい
母の日は「ありがとう」の日





