先日、福岡県大木町のバイオガスプラントを視察してきました。
町が運営しているバイオガスプラントの成功事例として、
毎年4000人もの視察者が訪れているそうです。

ここの特徴は公共下水道が無く、屎尿処理場も無い。
屎尿処理場の代わりに作ったのがバイオガスプラントで、
町内から集めた生ゴミと家庭や企業の浄化槽汚泥と
くみ取り屎尿を投入してメタンガスを発生させ、
ガスエンジン発電機で発電している事です。
成功している秘訣は、生ゴミの分別を徹底している事と、
消化液を液肥として利用しきっていること。
生ゴミは袋では無く専用バケツで回収することで異物混入を抑制している。
毎年6000トン出る消化液は約半分が水田基肥に、
残りが追肥や野菜に利用されている。
この施設は街中の道の駅のすぐ隣にあるのですが、
全く臭いがしないのに驚きました。
発電した電気は、道の駅を含めた自家使用になっていました。
町としては生ゴミと屎尿処理費が年間3000万円ほど節約になっている。
とのことでしたが、収支は赤字ということでした。
では、養豚でこのプラントが使えるかというと、
答えはNO。
そかし、産廃処理起業と組むことにより将来性が開けると私は期待しています。
今までメタンガス発酵プラントを整備した養豚場はありましたが、
消化液を液肥として散布しきれない。という問題を抱えていると聞きます。
事業化のポイントは
1.設備コストをいかに抑えるか(国産プラントメーカーは高過ぎ!)
2.油脂系産廃を多く集めること(メタン発生量が多い)
3.消化液は液肥と浄化処理併用する(養豚場の浄化槽に混ぜて処理する方法は出来た。コストの問題は残るが)
私がかかわらせて頂いている新規農場立上げ案件では、