もうすぐApple最後のMacWorldです。
ジョブズが基調講演壇上に立たないって聞いたから多分そんな大きな発表はないと思います。
(ちなみに、2007年は初代iPhone,2008年にはMacBook Airが発表されています。)

情報筋によると、今回はiMacとMacMiniの新型発表や、MacOSXv10.6 SnowLeopardのデモがされるようです。

Leopardでは「新機能」を重視したため、SnowLeopardでは「スピード、操作性」が重視されそうです。


(以下、AppleサイトのSnowLeopardに関する記述)

新たな次元への飛躍。
Mac OS Xは、2001年の発売以来、1000種類以上の革新的な新機能を提供してきました。世界で最も先進的なオペレーティングシステムであるMac OS Xは、次期メジャーバージョンのSnow Leopardで、これまでのような新機能の追加から方向性を変えます。今後1年以内の出荷を予定しているSnow Leopardでは、新機能の追加はいったんお休みし、Leopardの膨大な革新性を基盤にして新しい世代のコアソフトウェアテクノロジーを統合することにより、Mac OS Xをさらに洗練し、パフォーマンスを向上させ、新しい品質のスタンダードを確立します。Snow LeopardではMac OS Xの必要ディスク容量を大幅に縮小することで、ユーザにとってさらに効率的になるともに、貴重なハードディスク容量をユーザの音楽や写真の保存といった本来の目的に利用できるようにします。



Microsoft Exchange対応
Snow Leopardは、Mail、アドレスブック、iCalで、Microsoft Exchange 2007を標準でサポートします。Mac OS XはExchange Web Servicesプロトコルを利用してExchange Server 2007へのアクセスを提供します。MacとiPhoneの両方がExchangeに対応しているので、どこからでもMacやiPhoneを使ってメール、連絡先、カレンダーに完全にアクセスできます。

マルチコア
Snow Leopardに組み込まれる新しいテクノロジー、「Grand Central」によって、Mac OS Xは卓越したマルチコアシステム対応を実現します。今日、プロセッサの処理速度の向上には、クロックスピードの高速化よりもコアを追加するほうが効果的ですが、Grand CentralによってMac OS Xのマルチコアへの対応がさらに進化し、複数コアと複数プロセッサへのタスク割り当てを最適化します。またディベロッパは、マルチコアシステムの能力を最大限に活用するプログラムをこれまでよりはるかに容易に作成できます。


64ビット
今日の先進的なハードウェアに搭載された膨大なメモリ容量に対応するため、Snow LeopardはMac OS Xの64ビットテクノロジーを拡張して、理論上、現在の容量の500倍にあたる最大16TBの大容量RAMをサポートします。RAMの容量が大きければ、低速のハードディスクではなく高速の物理RAMにデータを保存できるので、アプリケーションの動作が高速化します。


メディアとインターネット
OS X iPhoneの画期的なメディアテクノロジーを採用し、今日のメディア/インターネット標準を凌駕する最新の次世代プラットフォーム、QuickTime XがSnow Leopardで登場します。QuickTime Xは最新のコーデックとより効率的なメディア再生を最適にサポートし、メディアコンテンツを再生するアプリケーションの理想的なプラットフォームとなります。

Snow Leopardはこれまでで最速のJavaScriptの搭載によって、Webアプリケーションのパフォーマンスが向上します。たとえばSnow LeopardでSafariを使用すると、JavaScriptの動作が最大53%高速化します。*

OpenCL
Snow Leopardのもうひとつの強力なテクノロジー、OpenCL(Open Compute Language)は、現在GPU(グラフィックスプロセッシングユニット)がギガフロップス単位で持っている膨大なコンピューティングパワーをディベロッパに解放し、効率的な利用を可能にします。現在、約1兆オペレーション/秒にのぼるGPUの処理能力は、画像処理を行ってもまだ相当な余力があります。OpenCLはその余力を汎用的な処理に活用します。



いや~楽しみです。