隊長が一般病棟に戻った時のために、仮面ライダーゼロワンのテレビ画面をタブレットで撮影しています。
今日で3つ目です。
1週目よりだいぶ撮影が上手になったと思います。
最終回も近づいてきて、今回は次回予告後に新ライダーのCMも流れましたね。
最終回までにはICUを元気に出たい!
一緒にリアタイしようね!
さて面会です。
昨日の最後が心配な感じだったので緊張しながら向かいました。
相変わらずお昼ご飯が喉を通らない(笑)
ドキドキしながら入室すると、隊長はうとうとしていました。
すかさずモニターチェック。
脈はペースメーカーどおりの130!
血圧低めの適正値!
静脈圧もびっくりするくらい低い!
いや違う、前日がびっくりするくらい高かっただけで丁度良い値!
体温も37度!
全体的に良い感じ!!!
看護師さんからも、落ち着いていること、体内の足りない成分の点滴をしていることを聞きました。
血液培養は時間がかかるそうで、結果はまだでした。
でも傷口は綺麗だし、夜間も朝も血液検査で炎症反応は出ていないとの事。
感染の所見はないけれど、念のため培養の結果が出るまでは抗生剤を投与しますとのお話でした。
では昨夜の体温下がらない&血圧爆上がりはなんだったのか?
考えられるのは、離脱症状ではないかということでした。
離脱症状…またお前か。
隊長は今、フェンタニルとミダゾラムという離脱症状が出やすい点滴を、別の内服薬に置き換えながら減らして0にしました。
それとは別に、プレセデックスという鎮静剤も続いていて、こちらは先の2つを0にした後もバイパップ(マスク型の人工呼吸器)の不快感を無くす為に使用し続けていました。
で、バイパップを使用しなくなったのでプレセデックスを減らしていたのですが、その離脱症状の可能性があるようなのです。
実際昨夜、血圧爆上がりで体温も下がらない、脈も不安定になっていたときにプレセデックスの流量を少しあげていました。
するとピタリと大人しくなり、寝始めたのです。
フェンタニル等の離脱症状が強かった時にも、一時的にフェンタニル等の流量を増やすとピタリと止まっていました。
今回もまさにそんな感じでした。
ということで、プレセデックスの離脱症状に対する薬も始まりました。
脈以外の困った症状はみんな離脱症状です。
今回はとにかく脈と離脱症状。
この2つがとても厄介です。
隊長は脈の問題のせいで、長い間かなり沢山の量の鎮静剤を流されていたそうです。
離脱症状を抑えるために、その成分を別の薬で補いながら少しずつ減らしていきます。
鎮静剤を流す量が0になっても、体内には沢山の成分が残っていて、体に作用し続けています。
もうプレセデックス以外は流していないのに、隊長は未だにほぼ焦点が合わないし、何の受け答えも出来ません。
目は開くけど何も理解しておらず、基本的にされるがままです。
良くなってくる気配も無し。
今日の当直の先生には、鎮静剤をかなり沢山使ったので、ある程度覚醒してくるまでに数週間かかるだろう、と言われました。
個人差も大きいようですが…。
長い…!!!!
このまま、意思の疎通も出来ない状態で数週間。
しかも、鎮静剤が抜けきる前に外付けのペースメーカーが使えなくなる可能性だってあります。
もしそれでまた手術になったら、そこでまた鎮静剤が増えて…
なんだか終わりが見えません。
ちゃんと手術前のように戻るのかな。
脳に障害とか残らないのかな。
呼吸器の管が抜けたとき、「ようやく一歩ですね」と言われて『まだ一歩なのか!』と思ったけど、確かにまだ一歩目だったみたい。
これからもまだ長いのか…
ゴールが遠い…