二度あることは三度ある。
三度目の正直。
仏の顔も三度まで。
とにかくもう終わりにしたい、傷口戦争。
もう、塗っちゃったほうが早いね~。
縫うのは怖い。
でも、今度ばかりは、早く塗ってくださいと心の声。
それでも、声を大にして言いたいのは、
縫合は手術、だということです。
外来の担当医は、わざわざ、病棟から、
手術のときの執刀医を呼んできました。
彼は入院していたときの担当医でもありました。お久しぶりです、の挨拶もそこそこに、手術が始まりました。
麻酔を二本打たれ、縫い始めたのですが、痛いとにかく痛い
我慢をしてましたが、手に汗を掻くほど。
痛いことを伝えると、麻酔を追加されましたでも、おかげで痛みはなくなりました。
縫合が終わったあと、しばらく動けなかったです。肺の手術は完全に意識がなかったのでよかったのですが、縫われた周りが変に引っ張られているように感じました。
片付けをする執刀医から、
なにをどうやったら傷口がこんなに開くんですか?と聞かれましたが、、
えーっと、普通に生活していました。
振り返ってみると、9月はいままでの五割くらいの力で生活していました。
幼稚園の送り迎えに行き、息切れと体力のなさを感じてから、ある程度、体に負荷をかけていかないとリハビリにならないのでは、と思うようになりました。
下の娘を連れてのお散歩も、少しずつ距離を伸ばしていきました。
家事は、食器を洗ったり、ほうきとちりとりで掃除したり
入院中に体重も3キロほど落ちましたが、食欲も戻り、体重もほぼ戻りました
傷口の痛みも、治っていないところ以外はありません。
体調だけは、その日暮らしです。
ちょうど今年は台風が多かった9月。
私の住む町でも、浸水や土砂崩れがあり、ニュースで報道されました。
なぜか雨の日は、体調がよくありません。傷口の痛みよりも、体の中に鉛が入ったように重くなるほうが気になります。
息をするのも、苦しい。
脳が出す吸う量の指令に比べて、実際に吸う量は、少なくなります。きっと脳は、思っていた酸素量が来ないのでびっくりしているでしょうね。
歩く、しゃべる、笑う、食べる、どれも、しんどい。
深呼吸しているのに、よくならない。
もともと、気圧の変化に敏感で頭痛持ちだったのですが、頭だけでなく体も天気に左右されるようになりました。悔しいけれど、自分の力では自分の体を支えきれないのです。
そこで、雨の日は、私のお休みだと楽観的に考えることにしました。
体に無理しないことは、心にも優しいのだろうと思うのです。