非結核性抗酸菌症について | 非結核性抗酸菌症の記録

非結核性抗酸菌症の記録

この病気が見つかった2014年7月から、
肺の一部除去手術を経て、現在の経過を記録します。
私と同じように、思わないところで聞きなれない病気になってしまった方の参考になれば。

さて、さて。
経緯を書いていたら、長くなってしまいました。
病気について、インターネットを開けば、いろんなことが書かれています。
主治医も、最初の頃、ネットで調べることを奨めていました。←いやいや、ちゃんと教えてよ。とその時は思いましたが、それにしても、ぽちっとするだけで、いろんなことが分かる、できる時代になりました。




病名は、非結核性抗酸菌症
別名、非定型抗酸菌症

簡単に言うと、結核にアラず。
抗酸菌っていう菌に感染しています。
一昔前は、結核との区別もされていなかったそうです。研究が進んだんですね。


抗酸菌とは、主に3種類あります。

そのうち、8割が、マイコバクテリウム・アビウム、マイコバクテリウム・イントラセルラーエの2菌種で、二つを区別せずに、MACとも言われています。次いでマイコバクテリウム・カンサシによるものが数パーセントとなっています。


この抗酸菌は、水や土ありとあらゆるところにいて、空気中から体に入ってしまうこともあるようだけど、普通に健康な人は菌をやっつけられます。でも、抵抗力、免疫力の低い人は、体の中に入った菌をやっつけられずに、菌が住み着いてしまいます。

この病気になるのは、ご高齢の方が多いそうだけど、最近、若い人にも増えているらしいのです。私は手術を受ける前にセカンドオピニオンもしてきました。そこで、病気になった原因を聞いたところ、遺伝、とも考えられるようで、なりやすいタイプもわかってきてる、らしいです。



自覚症状は病気の進み具合や個人差があるようですが、私は全くありませんでした。
このまま、病気に気がつかず、放置していると、肺の大部分に菌が広がり、結果的に咳が出たり喀血したりするそうです。