それにしても夏の桶川は想像を超える暑さであった。丁度、お友達のチームがNasuに

前日入りしていることを聞き、電話をしてみたらなんと23度で快適とのこと、

これはミスチョイスかなと感じざるを得ない桶川の気温そのときなんと40度。

しかしながら練習はみっちりとすることができた。なにしろ、チーム練習はキャブの

おかげで棒に振っており、皆の気合の入り方が違っていた。また新エンジンの調子は

皆の士気をあげるに十分なほどパワフルだった。

123ccになった新エンジンは、6000回転で最大トルクを生じ、ピークパワーが10500回転で

発生した。後日ベンチマークで解ったが大変フラットな特性で、キットパーツを組んだ

エンジンとは明らかにパワー特性が異なっていた。すなわち低回転域から十分なトルクを

得ることができたため、特に桶川のようなコースでは4速固定でも十分立ち上がり鋭く

走ることができた。とにかく扱い易いエンジンであった。

密かにこのエンジンならばいけると実感することができた。皆もそう感じたに違いなかった。

そしてこの日チームとしてのタイムは桶川新コースを50秒台前半に固めることができた。

このタイムはNasuに置き換えても問題なく、すなわちNasuで50秒台前半で固めることが

できるであろう期待を持つことができたのだった。

DE耐に出てから、車体の仕上げ、キャブのセットアップ、エンジンの仕上げと進めてきたが、

それぞれがタイム短縮に貢献する結果を得ることができた。もはやNasuで結果を出さない

わけにはいかない雰囲気がチームに宿っていた。