

すなわちトラブルが起こればリタイヤであった。緊張が走った。
もう何事もなく無事で走って欲しいと誰もが願った。
NAMCOタワーにはチェッカードフラッグをもった人が7時間の走行時間が終わるのを待っていた。
7時間が経過した。チェッカードフラッグが振り下ろされ、2004年のDE耐の走行は終了した。
チェッカーを受けた車両は1周の走行を終え、メインストレートに車列が戻ってきた。
ゼッケン120のHちゃんがやってきてコンクリートウォールから手を差し出してハイタッチをした。
ピットから声援を送っていた面々もサインエリアになだれ込んできて7時間のバトンをつないで帰ってきたライダーに惜しみない拍手を送った。
表彰式はツインリンクのもう1つの特徴であるスーパースピードウエイ(オーバルコース)のメインストレートでおこなわれた。
表彰者が上るポディウムは3mほど高い位置に作られていて、シャンパンファイトの飛沫はさながらMotoGPよろしく天からのシャワーとなって降り注がれた。
次こそはあの場所に立つことを心に秘めた一瞬だった。