私のチックが出始めたのは確か小学二年生7歳の頃だったと思います。私の記憶では小学校で目立ったと言うよりもそろばん学校で目立ち始めたように覚えています。同じそろばん学校の生徒からは 何故、首を振るの? とよく聞かれました。先生からも そろばんを置く時は首を振る癖はやめなさい。 と言われました。その頃は私もきつい癖かと思いましたがだんだん症状もきつくなってきて小学五年生の頃には音声チックも出てきました。こう言う運動チック、音声チックは普通にトゥレット症候群ですが今から思えば汚言症、汚動症のようなものもありました。まあ、男の子ですから ちんちん や うんこ の類のようなことも頻繁に言ってました。反復言語、気に入った言葉などがあれば飽きもせずよく繰り返して言ってました。しかし、それはその年齢の子供がよく言うものだと認識してました。子供の頃にも数多くのチック症状は出ていたかと思います。今現在52歳までで数多くのチック症状が出ては消えての繰り返しをしてきました。定番のチックはありますがこれからまた新たなチックの症状が出るかも知れません。トゥレット症候群歴45年の経験を活かして今の子供さんや若いトゥレット症候群の人に何か生きて行くにおいて知恵を貸せる人間でありたいです。