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外国

先日、とある国を訪問した時のこと。


そこの国のほとんどのお店は顧客満足とはほど遠い接客スタイルでした。

何か商品を購入するためにレジ行っても、店員さんは本当に面倒臭そうに対応するのです。

まるで、お前がレジを打って、勝手にお金を置いていけと言わんばかりに。。


日本において、顧客第一主義が当たり前に言われるようになっている昨今、私は非常に新鮮な気持ち

になりました。



マーケティングとはその時代背景によりその意味するところが変わります。


大量生産技術が確立したころ、主導権は売り手にありました。

つまり「私が作るものを欲しい人は売りますよ」的な発想です。

これは世の中に「もの」がまだまだ不足していたからです。


一方で現在は全く逆だと言われています。


しかし、その国では過去のマーケティング概念に近い価値観をもっている方が多く見受けられました。


それがなぜなのか考えていましたが、最終的に「その国自体に強烈に人を引きつける

【強み】を持っている」からだと思いました。本当に誰もが欲する強みです。


皆さま考えてみてください。


雑誌やTVに頻繁に出るような超有名料理店。

店員さんの態度がちょっと違いませんか??


接客とは「広義の商品」の一つです。

つまり、その他の商品を構成するものが強烈に強い場合は現在のように「ものがあふれている」時代でも

商品全体の絶対値評価は高くなることで勝ち続けることが可能な場合もあり得るのです。

目に見えない部分も含めてトータルで商品だからです。


これを人間に例えると・・・


その人の価値 = 性格 + 年収 + 財産 + 学歴 + 漢字の書き順の正確さ + etc


「財産」がちょっとくらい少なくても「漢字の書き順が確実」な人は価値が高くなることがあるのです。


(でたらめな方程式ですから軽く流してください。ただ、「漢字の書き順」はとても重要です。大人になって

からでもしっかりした書き順を学びなおしましょう)


以上、有給休暇を取っても業務のことを考えてしまうことを早いとこ止めたいものより。