事業承継セミナー 3/16
来たる3月16日に事業承継セミナーがあります。
平成21年税制改正でスタートした新事業承継税制も含め、
自社株を後継者にどう渡していったらいいのかを
いろいろなパターンでご紹介していく予定です。
自社株の相続税・贈与税の納税猶予は、要件が厳しくて難しいと言われたりもしていますが、
本当に厳しくてクリアできないものでしょうか。
相続・贈与時の社員数を5年間、80%維持していかなければなりませんが、
パートタイマーや派遣社員が多い会社などでは、さほど難しい要件ではないかもしれません。
出向社員や親族従業員も、社員数にカウントできます。
会社ごとに維持する人数も異なりますので、まずは、何人の雇用を維持しなければならないのかを
把握していく必要があります。
納税猶予は難しいと敬遠するのではなく、まずは知っていただきたいと思います。
会社を継続していきたい後継者様の気持ちさえあれば、
自社株の相続税・贈与税の納税猶予は、良い制度ではないかと思っています。
もちろん、自社株を承継する方法は、この制度を利用することだけではありません。
まずは、いろいろな方法を知り、
ご自分の会社にはどの方法が一番適しているのかを
じっくり考えてみる必要があるかと思います。
相続は、突然起こるものです。
ご自分に何かあった時、残された方々の事を想像してみていただきたい。
家族が揉めてバラバラになったら、すごく悲しいと思います。
ご自分が大切に育ててきた会社が、後継者への重い相続税負担で資金繰りが立ち行かなくなったら、
すごく悲しいと思います。
ご自分も、ご両親の相続の際に苦労した経験がある方もいるのではないでしょうか。
まずは、考え始めるキッカケとしてセミナーにご参加いただいても結構です。
いつかは迎える「相続」「事業承継」について、一緒に考えましょう。
ご家族が末長く、仲良く暮らしていけますように。
貴方の会社が、末長く繁栄しますように。