スティングが1991年3月21日スターケイドin東京ドームの新日本プロレス初参戦時から使用のテーマ曲「Turbo Charged」。本国アメリカWCWでも、このテーマ曲を使用。この曲は、アメリカでも良く使用される、所謂プロダクションミュージックからの1曲で、正式には「Chappell Recorded Music Library」に収録のカテゴリー「FORMURA ONE」ナンバーの2曲目に収録されている。このプロダクションブランドを検索すると、現在はWarner系のプロダクションがでてくる。カテゴリーから察するに、当時は米国のF1中継等で使用された音響であろう。作曲者はPeter Hintonと明記がある。
初来日の全日本プロレス参戦時には、「孔雀王」というアニメのサントラから中島優貴の「デストラクションⅡ」を使用したが、新日本参戦時以降は、本国では「マン・コールド・スティング」等に変更になるものの、日本国内では終始この「ターボ・チャージド」が使用された。悔やまれるのは、クロウ・スタイルに変身してからは来日が途絶え、「クロウ」のテーマ曲を日本国内でライブでは聞けなかったこと。自分は米国WCWのPPVスランボリー1999大会の対ビル・ゴールドバーグ戦をライブ観戦し、「クロウ」のテーマを聞くことができた。国内でも聞きたかった。
■スティング(Turbo Charged)
■テーマ曲ヒストリー
・Snake City Rock - WCW
・Rattlesnake Whip - WCW
・Turbo Charged - WCW
・Man Called Sting - WCW
・Crow - WCW
・Wolfpac's Theme - WCW/nWo
・Seek and Destroy Live - WCW
・Slay Me - TNA
・Main Event Mafia - TNA
・Out From The Shadow - WWE