こんにちは。
さて今日は、昨日観てまいりました
博多・祇園落語まつり
の、笑点メンバー勢揃いの回での、
林家木久扇さんについて、お話したいと思います(^-^)。
林家木久扇さんは、昭和12年、東京日本橋生まれ。
まだ10歳を迎える前に、東京大空襲があり、
更に、ご両親の意向で疎開させてもらえず、
肌身をもって、空襲の恐ろしさを知った、
歴史の生き証人であります。
そのためか、他の噺家さんが、
本格的なネタを高座にかけた(=話を演じた)中で、
木久扇さんは、立川談志師匠の思い出話と、
広島や長崎の話を交えた“戦争反対話”を中心にした、
漫談に近い小噺(こばなし)を披露されていました。
中でも、B29の空襲を再現した声帯模写に、
僕の胸は、ぐゅっと締め付けられました。
それは、今までテレビなどで観てきた、
空襲に関するどの資料映像よりも、
空襲を扱ったどの映画やドラマよりも、
戦慄を感じるものだったのです。
観客席の皆さんは、拍手を贈っていましたが、
正直、僕は手を叩くような気持ちになれませんでした。
日本から戦争がなくなり、
最低限の幸せが常に保証された今、
戦争の悲しさを体験した人は、
日を追う毎にお亡くなりになっています。
その中でも、声帯模写が上手い人は、
本当に限られています。
底知れぬ“恐怖”が心にこびりついた
木久扇さんの声帯模写は、
まさに今、爆弾が落ちてこようとする恐ろしさを、
僕にしっかりと、伝えて下さいました。
林家木久扇さんは、この戦争体験に基づいた講演も、
時々開催しているようです。
もし、お時間の許す方がいましたら、
ぜひ、観に行って下さいますよう、
心からお願い申し上げます。
僕も、大阪や日帰りで訪ねられる場所で、
木久扇さんの講演が開催される際は、
必ず行きたいと思っています。
MAC-21
