鼻水・鼻血がでるときの看護のポイント
元気で食欲もあり、熱もなく、ただ鼻水が出ている状態なら急いで病院に行くほどではありません。
鼻の通りをよくするため、鼻吸い器や綿棒を使って鼻水を取ってあげてください。
でも、鼻がつまって夜眠れない、ミルクも飲めないとなったら、病院で薬をもらうなどして、鼻のつまりを解消してあげたほうがいいでしょう。鼻血が出たときは、鼻の穴を鼻の上から指で押さえて、鼻のつけ根をタオルで冷やすと早く止まります。
◎ 鼻のつけ根をあたためてあげると鼻の通りがよくなる
鼻がつまっていて苦しいときは鼻のつけ根をあたためてやると、通りがよくなります。もし、赤ちゃんが嫌がらなければお湯に浸してしぼったハンドタオルを当てて押さえると効果的です。
◎ たまった鼻のとり方には場合によって違います
● ズルズルの鼻水は鼻吸い器で吸い取ってあげて。
赤ちゃんが気にしてなかなか眠れない様子なら鼻吸い器で吸い取ってしまう方法で。これもやりすぎると刺激になってしまい、逆効果ということもあるので、様子をみながら。
●鼻がかめるようになったら、片方ずつチン!させてみて。
2才くらいになると、自分でチーンと鼻をかめる子がでてきます。ズルズルしているようなら、かむとスッとするので度々鼻をかむのを促してみましょう。みましょう。ここで注意したいのは、鼻は両方一度に力を入れてかむと鼓膜を痛めるので片方ずつかみます。
● 固まった鼻水は綿棒で取ってあげます。
特に月齢の低い赤ちゃんは鼻くそなどが鼻の穴をふさぐと、ミルクが飲めなくなるので、こまめに採ってあげて。
でも、あまり刺激しすぎると、粘膜を痛めます。綿棒を入れる深さは1センチ程度にして、サッとすばやく取ってあげましょう。
◎ 鼻血が出たら頭を高くして冷やすこと
鼻血は小鼻の部分を指で強くつまめば、直にとまります。ママが血を見て大騒ぎすれば子どもも驚いてしまいますから冷静に、落ち着いて。ティッシュをつめてもかまいません。しかし、一度止まっても動き回るとまた出てしまうことがあるので、慎重に。
このとき鼻血の量なども観察してくださいね。鼻を打ってはれているようなら耳鼻科や形成外科、なかなか鼻血が止まらないようなら小児科の診察をうけたほうがよいでしょう。
① 鼻血がのどに流れ込まないように頭を高くして寝かせます。小さな赤ちゃんなどの場合は抱いてあげてもかまいません。
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② どちらの鼻から出血しているのか確認してから、小鼻を押し続けます。
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③ なかなか止まらない場合、鼻の穴にティッシュを詰めて押さえ、冷たいタオルで冷やしてください。(保冷剤などで冷やしてもOK)
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④ 様子がおかしいときは受診を。冷やすことも忘れずに
◎ 鼻水のふき取りのしすぎで、鼻の下が赤くなったら
それと、鼻水を拭くときは、ティッシュよりも濡らしたガーゼハンカチのようなもののほうが刺激が少ないようです。
口内炎ができたときの看護のポイント
口内炎でかわいそうなのは本人はおなかが空いているのに、飲んだり食べたりすると、口の中が痛くてどうしようもないこと。水さえ飲めない重症のこともあります。
そんなときは脱水症状が心配ですので、必ず病院へ行ってください。とはいえ、特効薬はないので、少しずつよくなるのを待つしかありません。痛みがある間は機嫌が悪くなりがちです。
元気なら外の空気を吸わせたり、部屋で遊ばせたり、気分転換をしてあげてください。
◎ こんなとき栄養は2の次です
痛がっているときは通常の食事はあきらめてください。無理強いすると、余計に食べなくなりますし、口内炎が治っても食事の時間が嫌いになったりします。
こんなときは栄養は2の次ににして、本人が食べたがるものをあげてください。一般には水分が多めでツルンとしているゼリーやプリン、酸味の少ないヨーグルトなどがのど越しが良く、好物であればのど越しに関係なく食べられるばあいがあります。
◎ 刺激の少ないものを
口内炎のときは熱いもの、しょっぱいもの、酸っぱいものはやめます。酸っぱいものは炎症を起こした粘膜にしみて、飛び上がるほど痛がる場合があります。
食欲がないから、と果物をとみかんやグレープフルーツなどの柑橘類は間違っても与えない方がよいでしょう。
フルーツを与えるなら刺激の少ない桃缶やバナナなどを様子を見ながらあげましょう。
◎ 口の中は清潔に
”ブクブクペッ”ができるような年齢であれば、口の中を清潔に保つために1日に何度もうがいをしてみると良いです。うがい薬を嫌がらなければ使ってみるのもいいですね。
スーッとして気分転換にも。
◎ お薬について
口内炎の特効薬はありませんが、一時的に痛みを和らげる薬はあります。
痛みがひどいときにお医者さんと相談して処方してもらうのもいいでしょう。時間が経つと効果がなくなってくるので、塗ったらすぐに何か飲む、食べることしたほうが良いでしょう。
下痢になったときの看護のポイント
少しぐらい便がゆるくても、元気で食欲があり、機嫌がよければミルクや食事の制限はする必要はありません。下痢は腸の中の悪者を外に出そうとする現象ですから、むしろ止めずに出させてしまったほうがいいのです。
ただ、機嫌が悪い、嘔吐と一緒になっている、便が真っ白になっているときは必ず診察を受けましょう。それと下痢が長引くと、オムツかぶれも心配。まめにおしりを洗い流してあげましょう。
◎ 下痢が続くときは消化の良いものを
下痢を繰り返していると、体力的にも、おなかのほうもかなり疲れている状態です。そこで、おなかに優しいいつもよりやわらかく煮たうどん、おかゆだけにしてみてください。
それで普通の便が出るようになれば、まずは野菜、次に豆腐、白身魚といった感じで少しずつ増やしていきます。離乳食の時期であれば1段階戻す、といった感じです。油分の多い食事は消化に時間がかかり、おなかに負担がかかるので、病気がよくなってからにしましょう。
ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、量を調整して与えすぎないこと、欲しがってもいつもよりは控えめに。
◎ オムツかぶれ予防に座浴を
何度も下痢を繰り返していると、オムツをしている赤ちゃんはウンチの刺激でおしりの皮膚が痛くなってきます。それをティッシュなどでこするとヒリヒリしてきてかわいそうな思いをさせてしまいます。
そうなる前にまめに座欲(おしりだけの入浴のこと)をしてあげると良いです。
下半身だけ脱がせて洗面器の中のぬるま湯におしりをつけて、手でやさしく洗い流してあげればOK。1日に1回はせっけんできちんと洗ってあげましょう。
※上着のすそは洗濯バサミで止めておくと濡れなくていいですよ。
◎ 水分は少しずつ何回でも与えてください。
「下痢しているから、飲み物も飲ませない」というのは間違いです。下痢すると体の水分が失われるので、水分補給は必要です。冷たい飲み物や消化の悪い乳酸飲料やオレンジジュースを避けてあたたかいスープなどを中心にあげてください。
◎ 少しよくなっても油断は禁物!
一度ちゃんとした便が出たからといって、「もう治った」と好きなものをどんどん食べさせてはいけません。おなかはまだ疲れているのですから、急にいろんなものが入ってくると、消化しきれずにまた下痢を起こすことがあります。
それに脂肪分が多いものを大量に食べさせるのは無謀です。ポテトチップスなどのスナック菓子、生クリームやバターたっぷりのケーキなどはしばらく様子を見たほうが無難です。食べたがらないように見えないところにしまっておきましょう。