蒔絵の木製ネックレス 藤川安子さん studio mabrufca | MA by So Shi Te blog

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さて本日ご紹介をさせていただくのは、久々に登場いたしました 藤川安子さんの蒔絵のネックレスです♪

病気をされていて暫く製作活動をお休みされていたのですが、体調も回復され少しずつ作家活動を再開された藤川さん。

木に蒔絵を施した作品は、素朴さの中に華麗さがあるとっても素敵なネックレス。木製のジュエリーの良いところは何といっても軽いところ。比較的大きいサイズでも、まるで首に掛けているのを忘れてしまうくらい軽いです。



この度3種類のネックレスを納品していただきました♪

直径約6cm のネックレスでかなりインパクトのあるサイズですが、勿論軽いです♪

蒔絵は筆で絵を描くのではなく、漆を接着剤として使い金粉や銀粉などを専用のさじの様なもので蒔いて描いていく伝統的な手法。

時代劇で位の高い人が乗る輿が豪華絢爛に金色に彩られているのをご覧になられたこともあるかと思いますが、それは全て蒔絵ですね。

うるしは湿度が高いところで乾くという習性がありまして、湿度を与えながらゆっくり乾かすのですが梅雨の時期など湿度が極端に高すぎると早く乾きすぎて上手に蒔絵ができません。



桜柄はこれからの季節に良いですね。

派手すぎず落ち着いた日本らしいアクセサリーに仕上がっています。






ワタクシが付けても存在感があるますね。

シンプルな無地の上着の上にかかっているととっても上品で良いかと思います。

桐箱もセットになって価格は13,000円+税





藤川安子

漆の仕事・Mabrufca(マブルーカ) 藤川安子 神奈川県出身 
大塚テキスタイル専門学校卒、平成23年までテキスタイル・デザイナーとして活動。
平成17年より、伝統工芸・蒔絵の勉強を開始。その後、漆塗りや螺鈿にもフィールドを拡げつつあります。

螺鈿は、私の地元 横浜の伝統産業である「芝山蒔絵」の技法を応用しています。
「日常の道具にも美を求める」日本文化の美意識に則り、現代の生活で使える物作りを目指しています。

「マブルーカ」とは、「地の恵み」といういう意味らしい・・・音の響きが好きで名付けましたが、まさに漆工や蒔絵は、漆や金粉・銀粉、そして動物の毛でできた筆などなど、地の恵みにより成り立っています。漆も金も大変長い寿命を与えられています。漆器や蒔絵をお持ちになったら、末永く愛用していただけましたら幸いです。