上まぶたのシワとり手術(2022年3月17日改訂版) | 眼瞼下垂・二重まぶた・まぶたのたるみ・クマの治療(奥村 仁)

上まぶたのシワとり手術(2022年3月17日改訂版)

2022年3月17日 改訂版


こんにちは,東京・神奈川まぶたのたるみ・眼瞼下垂・二重・クマの治療を行っている形成外科・美容外科・眼形成の奥村仁です.


上まぶたのたるみ・シワ取り手術(上眼瞼除皺術(じょうがんけんじょしゅうじゅつ))

 

上まぶたのたるみ,シワを取る手術では,瞼だけでなく,まぶた~眉毛~額を上顔面として治療を考えることにより,バランスのよい整容面だけでなく機能的にもよくなる治療方法を選択いたします.

 

マブタの形成外科・美容外科(奥村 仁)










①余剰皮膚を切除する方法では,眉毛の位置が下がっている場合には眉毛上皮膚切除,眉毛の位置が正常もしくは,上がっている場合には眉毛下皮膚切除,重瞼線皮膚切除を選択いたします.

 

②皮膚を切除せずに,二重の折れ返る位置を頭側に変えることにより調節する方法

 

③眉毛の位置を上げる方法,眉毛が下がらないように固定する方法

 

などがあり,一つだけでなく複数の術式を組み合わせて,治療しなければいけない患者様もいらっしゃいます。

 

術式決定の注意点

①希望する瞼の形

②眉毛の位置

③皮膚,皮下脂肪,隔膜前脂肪,眼窩内脂肪の厚み

④重瞼線・偽重瞼線の位置

⑤皮膚の余剰量

⑥傷跡に関する感受性


などを考慮しながら,手術術式を決定致します.重瞼用ブジーという針金のような器具を当てて,患者さんに手鏡を見てもらいながら,皮膚切除量重瞼を作る位置を決めます.元々一重だったり,二重でも皮膚・脂肪が厚くてわざとらしい厚ぼったい二重になる人の場合は,二重形成をしたり,重瞼線での皮膚切除を行わない場合もあります.眉毛の位置が下がっている場合には,眉毛上皮膚切除・眉毛挙上を行い,眉毛の位置が下がっていない場合には,眉毛下皮膚切除を行います.

私の手術症例では,眉毛下皮膚切除が7割,重瞼線皮膚切除が2割,眉毛上皮膚切除が1割くらいなので,眉毛下皮膚切除の適応となる患者さんが多いです.

上まぶたのたるみでお困りの方は,是非一度ご相談下さい.