トモダンスラボには現在、幼児さんから中3までのメンバーが在籍しています。




みーんなとっても一生懸命で本当に可愛いくって、私は生徒さんに恵まれているなぁと日々思いながらレッスンをしています😍💕




そんな中で、
今日は中3男子の生徒さんのおはなし。




彼は、中学生になってからトモダンスラボに入ってきてくれたかなりのレアパターンのメンバーです。




それまでは違うお教室でズンバを習っていたそうです。



ズンバの教室は中学生以上のクラスがないため、中学生からはトモダンスラボの方に来てくれて、とても有り難く嬉しかったんですが、、、トモ先生、入会前には何度も確認しちゃいました。




「ヒップホップやジャズという選択肢もありますよ?そちらの方が活かせるのでは?」




決して拒否していた訳ではなくて、
ズンバからの流れなら、そちらの方が踊りやすいでしょうし、何より楽しいのではないか?そして、その子の特性を活かせるのではないか?
と思いました。(あとはmen'sダンサーを育てることへの自信がなくはなかった😅🙏)




トモダンスラボのダンスは、学年が上がってくると、動きのクオリティUP✨美しさの追求✨に入っていきます。



動きの美しさの追求には、どうしても柔軟性やバレエのベースが必要です。



なので、ずっといる女子メンバーは、小さい頃から柔軟性を高めてきましたし、バレエをベースにしたレッスンをしてきました。




中学生から入会の男の子。
姿勢が悪いし、身体がかたい。
のが現状でした。




立ち方や姿勢、身体の使い方を一から教えたけれど、どんな風に育つか、その頃は正直未知👽でした。



ただ、入所当時、思春期真っ只中でありながら、素直でした。斜に構えた態度とか全くなくて、始めから無条件に私たちを信頼してくれてました。(伸びる子って、みんなこうなんだよね。信頼ってコミュニケーションの基礎なんだろね)



素直だから、自分を決めつけることなく、いつも真っさらなメンタルで取り組む。
無理なこと出来ないことも、まずは素直に取り組む。


私の方が彼を決めつけて、半分諦めて見てると、あれれ?出来るようになっちゃったじゃん、みたいな。
指導者が偏見持ってたらダメじゃん、的な学びがなん度もありました。



そんなこんな、入所から約3年経って、どんな風に成長したかというと。



トモダンスラボの、柔軟性とバレエのスキルが必要なダンスに、真っ正面から取り組んできました。今も変わらず、本当に真剣にストレッチもバーレッスンも取り組んでます。ここを諦めないのが本当に凄い!



そして、ここが彼の一番の凄さだなと思うのが、トモダンスラボのダンスを一度彼の中に入れたら、彼の言語で出してきてくれるんです。


(ほぼ柔軟性の問題で)出来ない動きも沢山あるんですが、はじめは出来なくても(たぶん諦めずに努力してる)、いつの間にか彼の身体に馴染んだものを出してくる。彼のものにしてしまうという言い方があっているかな。



彼の言語で喋り出すのです。少々形は違うとこもあるんだけど、下手に見えないのは、彼の言語にしてしまってるからだと。そこが凄いなぁと思うのです。



まずは言われたことを言われた通りやる、それで出来ればベスト。



だけど、出来ないどうしたって出来ない場合は、自分なりのやり方で少々自己流であってもその人の身体に馴染んだものが出せると魅力があるんだと思う。



そうやって、身体がかたくて、バレエ基礎もまだまだであっても、トモダンスラボのダンスを頑張ってくれる男の子がいることは、後輩たちの励みだよね?


身体が硬いこと言い訳に出来ないもの。
と、これは自分にもいい聞かせねば😅



あと、彼は、トモダンスラボの柔軟性とバレエをベースにしたダンスクラスの他に、トモダンスラボのヒップホップクラスも受講しているので、この2つがいつか、彼の中で化学反応を起こすよね。



そして、高校生になって世界が広がり、またどんどん新たなものを入れて、彼なりのダンス、表現がうまれるんだと思います!



いつか、自分というジャンルで、その子にしかできないアウトプット、表現を見たいな🌸


それはダンスというカテゴリーでなくても🙆‍♀️いいのだ


ずっと応援してます!