学校や家庭はいつものように 

ごたごたしていた


学校では 言葉の違いでいじめられたり

場所は変わらず お金をせびられたり

うんざりだった


唯一 私の周りを取り囲む男子とは

仲良く話す事が出来て有難かったこれが

作為的だと解ったのは卒業してからだ


けれど勉強しなくても 

当てられれば答えが出る先生達も面白くなかっただろう

一応進学校と言われていた学校

転入生に 学校対学校の学力の差を見せつけられたんだから


家庭では学校終わりにお手伝いして外食になる 

終わるのが遅いから


そして 寝そうな時になると母が飛び出し 

私に隠れるの繰り返しだった


いい思い出など1つもない


学校を卒業しても進学は許されず 手伝えと言われる


私は 宝塚を諦めたから

ダンスの専門学校へ行こうと思っていた

これぐらいは許されるだろうと


ところが 返事は駄目の1言 夫婦揃って言われた

ここから更に 生きる事が嫌になっていた

(私はこの人達の使用人か奴隷なのか?)

子供は自由に使える道具なのか?と


高校卒業後2人はやっと離婚してくれた


父は埼玉県へ

母は 喫茶店を続ける事となる


自然と手伝いをしなければならない

朝4時には家を出て 開店までの用意

夜は この頃から遅くまで開けるようになり

帰りは2時頃の 生活となる

兄達は結婚して 同じ家に住んでいたが


離婚後母は1人暮らしをすると言うが

男にだらしない人を1人にしておけない同じアパートに住む事に


何故と言われるが同じアパートにいなければ

私は朝3時から 歩いて出勤なのかと

激怒した

いつまでも

いて当たり前で 全て面倒見て当たり前で

都合が悪くなると いてほしくない存在


神様に 私は何の為に産まれたのか聞いてみたい


目の下にくまが出来た状態で

毎日身体を引きずるように起きていた

8時過ぎからは 私1人になる


どこへ行っているやら?12時には点灯を消し 残ってるお客様だけ結局2時か3時だ

身体がよくもったと思うけれど

がりがりに痩せて行った


定休日は まるまる1日寝ていた食事も取らず


その頃 バブルの真っ最中

♠男達は お金を出せばどんな女でも買えると勘違いしていた♠

買うのは その手の店だけにしてほしが

馬鹿な男は 勘違い甚だしい

嫁が居ようと お構いなし

○χ○したらお金あげる

(今でも一緒じゃないか? 糞が

まるで物のように考えているのか 馬鹿なのか

1度聞かせてもらいたい しっかり目と目を見てね)


その手の店でさえお金を払えば 

何をしてもいいと今だに勘違いする男が多い 

お陰で梅毒など 今だに流行っている

付ける物はつけてしてほしいし

ルールは守ってくれないか


人買いしてるのが 解らないのか

お金で 人を買ってる時代は等の昔に無くなったのでは?


その手の店にはルールがある

嬢がOKならば 

せめて性病防止策を考えて欲しい

独り身なら まだましだが


家庭や彼女の事も考えているのだろうか?

1人の女さえ守れない男が 

そこらじゅうにいるのだ呆れてくる


その後 私もその手のお店にお世話になったから

なんとも複雑だけれど


スマートに紳士的に遊ぶ男は嬢にもモテるとだけお伝えしておこう

ただで遊ぶ為しつこく誘ったり 

生でしたいなんてわがままな男は あぶれた嬢に回されるだけあげく出禁になるでしょう


話がずれたけれど 

男がやりたい放題していた頃

お金をちらつかせていた頃


私は 2時間睡眠の毎日夜の数時間 

母がいないのは男と会っていたようだ


お店へ来るお客さんや常連さんは私の心配をしてくれた

死んだような顔で笑顔は やはり怖いだろう


その頃 私は 晴れ女としてお客様には有名になっていた

次の日が100%雨の日でも私には 晴れとしか思えなくて「晴れるよ」と1言ちゃんと晴れてくれるから不思議だった


100発100中

これも 2時間睡眠で哀れに思ってくれた神様のおかげかもしれない


バレエは続けていて週1だけ 幸せな時間が持てた


高校最後のバレエ発表会は地元で 出演費も衣装費も免除して下さって出演出来た 

手伝いに姉が来てくれてとっても嬉しかった

そして 思わない事に

彼も見に来てくれた高校の1番の幸せな思い出


引っ越した後は教室は変わったけれど1番幸せな時間だった


ただ 踊ると目立つようで

1番背の低い私が 1番背の高い子に見えたと

姉から言われた事がある

その事でもいじめは受けていた教室が変わった時から


その頃今では普通の3回転など余裕で回る事も 跳躍力も

顔の付け方も地元の先生が 教えてくれたおかげだった

泣いて練習したかいがあった

なんにしても 目立つようで

有り難いような 複雑な…


とにかく高校卒業後は今で言うブラック過ぎる生活だった