母は 単身赴任と祖父の病院との行ったり来たり

自然と家は兄と私2人きり 

祖父の病院に行っている時はご飯を炊いておくのが 

私のお手伝い

その頃から祖父母を迎え入れる準備で家の改築が始まった

祖父母2人きりでは大変になる祖母も身体が弱い

私達には突然の 告知で一緒に住む事を知らされた

私は 楽しみでたまらなかったが

兄は どうだったか?

母はあちこち行った合間に内職をしていた

まだまだ 無理がきくお年頃だった

祖父も 退院する頃には改築も終わり引っ越ししていた

この頃の記憶は曖昧だ 

改築前は下宿をしていた

勉強が 全くできない私に下宿のお兄さんを家庭教師にと

母から 聞き教えてもらうも全く解らない

加えで少し大人びた顔立ちだったのと大人びた考えだったのか冷静すぎると言うのか

5年生辺りで大学生のお兄さんが恋愛感情を持った出来事もあった

その頃は 怖いと感じた

私の手首に痕が残った傷の始め

父も母も祖父母も知らない初めての傷

祖父母と一緒に住む頃には

1階 2階とも所々 部屋が変わり台所 お風呂 トイレ

2階の部屋などが綺麗になった

私の秘密基地納戸は 改築されずそのままで残り沢山の本や 昔の物達に囲まれ 隠れる場所だった祖父母との生活も慣れ中学校に上がった中学校からが本当にがらっと変わった生活となった1番の変化昼メロよりも面白いお話かもしれない