平成15年3月1日
「 ただ今、卒業証書をおわたした233名の皆さん、卒業おめでとう。
皆さんは、横浜日野高等学校の第36回というよりは最後の卒業生になります。
保護者の皆様、本日はおめでとうございます。
この3ヶ年の間、学校を御理解いただき、さまざまな御協力・御援助を いただきましたことをこの場をお借りしましてお礼申し上げます。
来賓の皆様には、お忙しいところ御出席いただきありがとうございます。
卒業生の皆さんは横浜日野高校の最後の卒業生として、21世紀、新しい時代の新しい歴史づくりに向けて高校を飛び立ち、社会に出ていくことになります。
とはいっても、社会は今、かってない不況の時代となり、皆さんの前途は必ずしも希望に満ちた明るい時代であるとは言いきれません。
保護者の皆さん、先生方にお願いがあります。
卒業生の皆さんは2年後には成人式を迎えるとはいってもままだ未熟で
す。
この先しばらくは、それぞれの人生において、社会生活において「転ばぬよう、つまずかぬよう、」温かく見守ってやっていただきたいと思います。良き相談役でありつづけて欲しいと思います。
しかし、失敗した時、転んだり、つまずいたりした時には、どうか決して手を差しのべないでください、これまでのように安易に助け起こさないでください。
卒業生の皆さん、自分の力で起き上がり、自分の力で前へと進む努力、解決のための努力をしてください。
そうした努力の積み重ねの結果として、
いつか長い人生のどこかで、育ててくれた保護者を始め
世話になった方々、教えてくれた先生方を必ず越えて行ってください、追い抜いて行って欲しいと思います。
私たちは、自分が育てた子供、自分が教えた生徒達が自分の生き方を越えたと思う時、追い抜かれたと思う時、親として、教師として、生きてきた意味をまたひとつ見つけ出すことができるような気がします。
その時、歴史は皆さんの力で確実に一歩前へと進むことになります。
21世紀は希望に満ちた時代となります。
健康維持には十分気をつけてください。
卒業おめでとうございます。