平成15年2月28日

県立横浜日野高等学校閉校『記念誌』


贈る言葉 ~食道癌を克服して・校長より~

「港南の緑拓きて

     豊かなる文化の芽生え」
            (校歌より) 

   
 横浜日野高校は起伏に満ちた多摩丘陵の原野を拓いて昭和404月、開校。

それから38年、この地に学び社会へと飛び立っていった卒業生12,285名、そして230余名が今、最後の飛翔に備えています。


 切り開かれた校地にはその時植えられた多くの銀杏や桜の木が今は大木といっていいほどに成長し学び舎に彩りを添え、ここで学び、教え、議論し、喜び、楽しみ、怒り、哀しんだ生徒と教職員の全ての営みを静かに見守り続けています。

 悠久の時の流れから想えばほんの一瞬ですが、横浜日野高校は文芸、科学、スポーツ、福祉などさまざまな分野で

 「栄光の歴史重ねて」今日に至っています。

 草創の時に芽生えた文化は、数々の賞状、トロフィー、優勝旗あるいは校誌『日野』やPTA会報などの記録として、見事に大輪の花を咲かせ豊かな稔りをもたらしました。


 最後になりました。

 卒業生の皆さんの今後の活躍と新世紀に向かっての一層の発展を心から祈念します。
 横浜日野高校の芽吹きから結実へ、

38年間の学校づくりに関わってこられた保護者、教職員、地域そして行政の皆様の御協力と御厚誼に心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。
 「謳い継ぐ讃歌のこだま」

 私たちは、横浜日野高校にゆかりのある全ての人々の名を心に刻んで、新たな時代の新たな要求に応えるべく横浜南陵高校への「転生」に力を尽くしたいと思います。