職場では、辛いとか弱音とか言いたくないので
テレビを見てて夜更かししたことにしています。
主人が亡くなったときも、もちろん悲しみは深かったのですが
この彼との別れは、知らされなかったことに加えて、入院からわずか1ヶ月半という短さも、辛さに追い討ちをかけているような気がします。
末期の胃癌だった主人は、入院した当初、余命数日だったと言われていました。
それなのに九ヶ月、よく頑張ったと思います。
告知の時、
「転移があちこちに点在しているので、手術 は できません。化学療法で症状を抑えていきましょう」
と言われ
「今じゃ本人の前でズバッと言うんだね。」
と、びっくり。
医師は更に
「手術ができないと言ってもあまり悲観的にならないでくださいね。化学療法で2年から3年生きた方も大勢いらっしゃいますので」
つまり、どんなに長く生きてもあと2年から3年という、余命宣告でした。
主人の兄弟に連絡し、仲良くしてもらっていた、主人の職場にも。
入院費は保険からおりるとしても
当時の我が家、国民保険でしたので
傷病手当なるものは一円も出ませんでした。
それでも、主人が可愛がっていたワンコたちを食べさせていかないといけません。
自分の食事はかなりいい加減でしたが
主人が家に帰ったときに元気いっぱいで迎えてあげられるように
ワンコたちの健康にはしっかり気を使いました。
私の食生活は惨憺たるものでしたし、
その頃父の強迫性障害が進行してましたので
元継母が帰宅するまで
私が、目を離すと徘徊してしまう父を監視する役目も負っていました。
ストレスも半端なかったと思います。
当然、血圧は上がり放題、むくみもひどく、睡眠もほとんどとれず
身体はガタガタでした。
…続きは後程…